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年末年始の台湾菓子&ニョニャ菓子

新年二回目の note です。

年末年始、台湾菓子に挑戦し、ニョニャ菓子もおさらいしました。

台湾菓子は、昨年見つけた「台湾小麦粉料理」という翻訳本の、ニョニャ菓子は、数年前から時々参考にしている「No-nonsense Nyonya Treats」という英語本のレシピです。

前者の著者は台湾粉料理界のレジェンド周清源先生(と、帯にあり)、後者は、シンガポール人の Allan Albert Teoh さんです。

縦5センチほどのちっちゃい亀の下に敷いたのは、レシピではバナナの葉となっていましたが、庭のバレンで代用しました

お正月なので、おめでたい  Ang Ku Kuih 。前回作ったときよりも、鮮やかにつやつやにできました。

中のあん(filling) は、本のレシピにある緑豆ペーストと、以前、別のレシピで作った細切りココナツをヤシ砂糖で味付けしたもののミックスにしました。前回作ったとき、レシピ通りの緑豆ペーストだけでは少し物足りなかったからです。

このお菓子の悔しいところは、作ったその日しか美味しくいただけないこと。翌日には硬くなってしまいます。でも、本来、手作りの価値は、作ってすぐいただくところにあると思うので、日持ちしないこともニョニャ菓子の魅力です。

次回は、花びらの作り方を自分なりに工夫したいです

こちらは、台湾の菊花形のパイ。初めて作りました。レシピ本の写真は、それはもう美しい菊の花。それに比べると、何か、花びらが落ちる直前のデイジーみたいですが、お味はとてもよかったです。

二種類の生地を作って合わせる工程や、生地を寝かせる時間が必要なところなど、ニョニャ菓子同様、台湾粉もの菓子も、手間と時間をかけます。茶色い部分はこしあん。こしあんは市販のものを使います。

こしあんは薄く広げて巻いているだけなので、甘くない

こちらも、こしあんを使った台湾粉もの「あずきのマントウ(紅豆饅頭)」ですが、あまり甘くなく、お菓子というより、少し辛いスープなどといっしょに、パンやごはんのように、食事としていただくと美味しい。

パンダンリーフとココナツ香る優しい風味

最後に、作り慣れたニョニャ菓子の Kuih Lapis です。年末に来られたお客様に、茉莉龍珠(ジャスミンパール=丸めたジャスミン茶)とともにお出ししました。このクエ(お菓子)は、2日目でも美味しくいただけるので、事前に用意しておけます。

以前は、ドライフルーツをラムに漬け込んだ焼き菓子やタルトなど、洋物のお菓子をよく作っていました。フルーツケーキは、ハロウィーンが終わると漬け込み、クリスマス前に焼いていました。仕事の学びのために通ったマレーシアやシンガポールでニョニャ菓子に出会ってから、手間暇かけた優しい味わいに魅力を感じ、アジアのお菓子にも目を向けるようになりました。

今年も、新しいお茶との出会い、そして、お菓子作りも楽しみたいです。

Thank you for reading!

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