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iPadお絵かき勢からみたTourBoxElitePlus
こんにちは。
らいとです。
この度、最近(2024.12)SNS上で宣伝をよくみかけるであろうTourBoxElitePlusを買い、二週間ほど使ってみたのでそのレビューです。
このたび、iPadにも対応したとのことで、前々から気になっていたので思い切って買ってみました。
結論から言えば、「お金に余裕があるなら買って損はない」という印象です。
詳細は下記に描いていきます。
自己紹介
自分はお絵描きを始めて1年とちょっとくらいのインターネット落書きマンです。
主にラブライブ!の絵を描いています。
最初にデジタル機器を買ったとき、思い切ってiPad Pro(12.9インチ)第6世代とApplePencil2を買いました。
それと同時に、どうやら左手デバイスがあると便利らしいとのことだったので、あまりにも有名ですが、iCleverさんのテンキーを購入しました。
それでほぼ一年、毎日欠かさず絵を描き続けている、そんな状態です。
使用ソフトはClip Studio Paint Proです。
(いわゆるクリスタ勢)
iCleverのテンキーに関して
iPadの魅力はなんといっても、キャンバスの回転・移動・拡大縮小が指二本で直感的に行えることです。
そのため、ペンを持っている手で、ペンを持ちながら画面をグリグリできます。
一方で、自分の手が画面の一部に触れてしまうため、ツールウィンドウをどうしても利き手から遠いところに配置している人も多いと思います。
そこで、左手デバイスが効果を発揮します。
私の場合、先程紹介しましたiCleverさんのテンキーに目印のシールをはって使っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1733592337-73nIONTQg1kh9PmfRqepVa68.jpg?width=1200)
渡しの場合、マスク塗りを行っているため、どうしても「ベタ塗りレイヤー」と「消去」の動作を一瞬で行えるようにすることは極めて重要でしたので、そこはテンキーで重宝しています。
また、「左右反転」もツールアイコンにはないので、テンキーには必須でした。
あとはツールからポチポチ選んだらいいのですが、とはいえそれもなぁ~と感じたやつはボタンに設定しています。
正直、iPadで左手デバイスを使うにはマジでこれで十分です。
ツールを切り替えようと思った際、ちらっと左手付近をみてボタンポチで切り替わりますし。
イラスト制作の時間短縮にはショートカットキーを使うとよいということをイラストレーターのIxy先生もおっしゃっています。
・・・・とはいえ私はイラストを描くのが遅い方ではあるんですが。笑
それでもTourBoxがあれば良いと思う理由
最初に記載しましたが、それでもお金に余裕があれば買ってもよいと思います。
このデバイス、はっきりいいますが、決して安いものではないです。
そのため、お金に余裕があれば、という枕詞はつきます。
しかし、慣れてくると、やはり時間短縮になっている実感はあります。
PCで描いている人は、キャンバスの縮小や回転が使いやすくなるので特に効果を発揮すると思いますが、iPadではそのへんは直感的に素早くできるので、恩恵はそこではありません。
左手を固定したまま、左手の動作を確認せずにツールの切り替えができることが利点です。
テンキーだとどうしてもどこを押しているのかという不安がありましたが、
このデバイスに関してはどのボタンも形状が異なっているので間違えることが極端に減りました。
また、テンキーよりも設定できることは多いので、自分の直感に合わせた設定をうまくできます。
TourBoxの難点
とはいえもちろんいくつか難点はあります。
デバイスが重い
デバイスが重いです。電池込みで重い分、安定感はバツグンで、そういう作りにしているのだと思いますが、その分、持ち出すとかは向いていません。
私は遠征民なのでよく遠征先のホテルや新幹線で絵を描いていますが、そのときにこれを持ち出すのはちょっと気が引けます。
そおういうときはiCleverのテンキーを持っていこうと思っています。
薄くて軽いですし、充電式にもかかわらずバッテリー持ちは問題ありませんし。
キー設定が難しい
公式アプリのレビューを見ていると、評価が低めでした。
え?もしかして設定がうまくいかないとか、バグがあるとか、そういうこと?
と買ってから不安になったのですが、そんなことはありません。
今のところ、特に不具合もなく動いています。
じゃぁなぜ低いのか?を読んでいると、
ショートカットの設定の仕方がちょっとわかりにくいです。
いや、本当にちょっと。
私はiCleverのテンキーでショートカットの設定に慣れていたのですんなり馴染みましたが、左手デバイスのデビューがこれ!だと、わかりにくいかも・・・?
ClipStudioでよく使うツールなんかをデフォルトで一括設定してくれる機能があるのですが、それを設定してしまうと機能不足感が半端なかったです。
あれも!これも!ないやん!!!!騙された!!!
と最初は感じましたが、自分で自由に設定するモードにすれば何でもできます。
ってことで、少し・・・少しだけ・・・デジタル機器への適応力は必要かもしれません。
電源が裏側にある
誤ってOFFにすることを防止しているのかもしれませんが、絵を描くぞ!ってなってから、よいしょ・・・とやや重いデバイスを持ち上げて裏向けるのが結構ハードルだったりします。
表にあるとよかったな~・・・と感じますね。
さいごに
感想を書き殴りましたが、今のところは大きな不満もなく快適に使わせてもらってます。
通信が途切れるとかもなく、ボタン操作はバッチリ効きます。
とはいえ、やはりお安いデバイスでもないので、判断は慎重に、入念に。
情報収集してからがよいと思います。
ではでは。