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[京都・三条坂/蹴上]喫茶トリフ

最近、寒くなってきましたね。財布が。

気付けばぼくの財務状況は氷点下になりかけているではないですか。

ぼくの思考回路は、こうゆう状況にならないと「バイトしないと」という危機を感知できないような呆れるほど向こう見ずで、キャンピングカー的で、ジプシー気質にて形成されております。

ということで今日はアルバイトです。

しかし、これがまたすごいバイトでした。

何がすごいって、給料。

実働1時間半で1万4千円。つまり時給9333円。笑

こんなぼくもとんだ売れっ子ホストになったもんです。笑

仕事は駐車車両をカウントしていく調査なのですが、雇い主が調査地区の土地に明るくないようで、1人に割り当てられる調査範囲が非常に狭い上に、3時間毎に1度だけ各道路を調査すればいいという極楽さ。

そうしてあり余った時間でぼくは観光してみたり、ガラクタ市で買い物しして時間を潰してた訳ですが、もちろん喫茶店を開拓することも怠っておりません。

そして出会った喫茶店がこちら。

「喫茶トリフ」

トリュフじゃあございません。

三条坂の途中に立つトリフ。

坂の上には南禅寺やら永観堂という立地で、この紅葉シーズン真っただ中なもんで、さぞかし混み合ってるだろうと思いながら扉を開けてみると、なんともゆっくりとした時間が流れていました。

広々とした店内。緑中心のソファやイス。渋みの出た重厚なカウンター。

そして、2人のママがキュート。ウェイトレス姿にドキッとします笑

まるで『魔女の宅急便』に出てくる”ニシンのパイ”のおばあさんの家にいるみたいです。

トリフのママの雰囲気がまたそのおばあさんにそっくりなのに加え、お年を召したウェイトレス姿が魔女の宅急便の家政婦のイメージとかぶるのです。

で、まず誰もがびびるのがマッサージチェア。

1回10円。

「マーッサージしながらコーヒー飲めるんですね。」と言うと、

「こぼれるけどね。」とママ。笑

そんなママの人柄に惹かれてか、常連さんが入れ代わり立ち代わりやってきます。

ほんとうに愛されているお店とは、何かのついでや通りがかりにちょっとだけでも顔を出してくれる人が多いお店です。

ぼくが写真を撮っている間、野菜を置いていったり、地域のかわら版を持ってきたり、コーヒーと煙草をしに数分立ち寄ったり。

みんな、まるで魔法にでもかかったように。

さて、みなさまも紅葉狩りで三条坂を登り疲れたら”魔女の家”で一服してはいかがでしょうか?(ちょっと強引か笑)

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喫茶トリフ
京都市東山区神宮道三条東入る南側(岡崎三条角)
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