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夏と日傘と寂しさと
今日はよく晴れてた。目が眩む程の夏日。
今年の夏、初めて日傘デビューをした。とても涼しい。快適。今まで15年間日光に晒されてきたから常に日陰にいる感覚が新鮮で、とても快適。でもちょっと邪魔だけどね。
そして、初めてずっと空が見えない。多少は見えるし、見ようと思えば見れる。けど、そうじゃない。今までずっと太陽に目を細めながら過ごしてきた夏。それが今年変わってしまった。
なんだかそれが寂しくなった。
それから、夏は精神衛生的にもとてもいいことに気づいた。
風が気持ちよくって、影の輪郭がはっきりしてて、空が広い。秋の空も広くて気持ちがいいけど、また違う広さがあっていい。
全部が開放感があって、暑いけど涼しくて、まるで世界に溶ける様な感覚がした。
汗をかくのが嫌で夏は嫌いだったけど、やっぱ夏もいいな。汗をかくのは許せないけど。
毎年季節が変わる度に、その季節を嫌いになるし、その季節を好きになる。やっぱり日本に生まれてよかったのかもしれないな、なんて思ったりした日でした。