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under_the_leftさんに教わる鍵盤楽器のコード弾き(#under和音会) part III

また執筆の間隔が開いておりますが、最近またいいことがありましたので書くことにします。

コード進行について

under和音会では、コード進行について随分とやっていたような気がします。トニックからサブドミナント、ドミナントにいき、ドミナントからはサブドミナントには行かないとか。いわゆる「王道進行」、「カノン進行」、「小室進行」、「丸サ進行」とかいくつか解説を受けたのですが、正直まだ身に染みついておりません。理屈としては分かるような気がするのですが、スラスラと体から出てくる気がしません。ということで、コード進行についてはまたの機会に書きたいです。でもそれこそコード進行の記事なんてたくさんたくさんあるでしょうね。

MIRAさんによる今週の突発セッション

毎週水曜日20時から1時間ほどはMirashuca(MIRA, @mirashuca_wl)さん、ふくゆう(@yuu5_fuku)さんと、アンサンブルを楽しんでおります。お二方もunder和音会のメンバーです。それで2024年夏頃から、MIRAさんが「今週の突発セッション」と称して、コード付きの楽譜を示していきなり伴奏をお願いします、ということを始めました。MIRAさんは電子笛で、トランペットになったりリコーダー、サックスなど管楽器系を吹かれます。

こういう実践はとても役に立ちます。理屈は火曜日の22時の #under和音会 で行なうこととして、とにかく出来る範囲で実戦投入するわけです。本当にいきなりはできないので、まずは使っているコードを展開なしに弾いて、ベースは根音のみ、あとはリズムをそれっぽい感じにして、合わせます。

これを数ヶ月くらい繰り返しておりました。とてもいい勉強になりました。

ふくゆうさんによる無茶ぶり

2024年のクリスマスは、12月21日が #あ茶会 の冬のコンサートだったので、 #むりCafe のクリスマスコンサート、#むりくり はいつやるのかを明らかにしておりませんでした。でも3人は「アメージンググレース」を練習していたりするわけです。1週間ほど前になって、むりえらさんから12月21日の21時からやるというアナウンスがきました。12月18日水曜日の練習の時にふくゆうさんは昨年3人で演奏した「きよしこの夜」をコード弾きの伴奏でやることを提案しました。確かに「きよしこの夜」は去年演奏したので、きちんと練習すれば元と同じ伴奏ができるはずですが、ここはコード弾きの伴奏でやることがポイントです。

そして #むりくり 当日に私達は「アンコールがあったらもう1曲、演奏します」とか言って無理矢理アンコールを観客から引き出して、「きよしこの夜」を演奏しました。これが成功しました。完璧とは言いませんが、コード弾きらしい、即応性があり、それなりの品質があって、演者も観客も満足できます。これが今回のいいことでした。

むりえらさんによるむりクリでのMIRAさん、ゆくゆうさん、litalitaによる演奏の様子

コード弾き伴奏のコツ

最初と最後とか間奏は、やっぱりアドリブではなくて、事前に考えておいた方がまとまりやすいです。楽譜に書かれてあるようにしてもいいし、簡略化してもいいし、書き換えてもいいです。

真ん中はコード弾きをしますが、本当にいろいろな弾き方があるので、雰囲気に合わせた弾き方を見つけます。ここはunderさんと相談することが実は多いことに気がつきました。経験豊富なので、もっとこうした方がいいというのを教えていただけます。ありがたいです。ちょうで俳句とか和歌を作って、先生が手を入れてくれるような感じですね。

その際に、YouTube音源は役に立ちます。模範演奏をしてくれているので、そこから耳コピしてくればいいのです。ちょっと前までは耳コピは私にとってはとてもとても難しくて、なんかいくらやっても全然譜面に起こせなかったモノです。ところが、先日「テルーの唄」でやってみたら意外と簡単に指が再現できることを発見しました。素晴らしい! どうしてでしょう? これは #under和音会 のおかげとしか言いようがないですよね。コード弾きと言いながら、耳コピやらアドリブやらを途中の課題に入れていました。またこれらはコード弾き、コード進行と深く関わっているので、コード弾きをしているうちに、いくらか自然とおさえるところが分かってきたようです。

今後の課題

underさんは、いろいろと工夫して次の課題を建てています。少しずつレベルをアップしつつ、みんなを引っ張っていってくださると思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

under_the_leftさんからのコメント

左下です。音楽のことはよくわかりません。 個人的な自論ですが、「楽譜に頼らず音楽をしよう」と思った時、耳コピと言うのは避けては通れない場所だと思っています。 そもそも楽譜が読めない所から音楽に挑戦する時は「真似」と「暗記」から入る訳ですからね。 なので、ディグリー的な解釈、スケールや相対音感的な解釈を交えつつコード弾きをするようになったlitalitaさんが自然と耳コピも手札として使えるようになった事には大きな意味があると思います。 あとはこれを体系化して、苦手意識がある人や、「これまではその技能を必要としていなかった人でも有意義に感じる技術」として届けられたら良いのですが。

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