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無事、経過観察となりました!

 2週間の食事制限、タイロゲンの注射、放射性ヨードカプセルの服用、シンチグラフィー検査と採血が終わり、いよいよ検査結果を聞く日がやってきました。アブレーション治療の結果、がんが残っていないことを確認し、今後の追加治療が必要なのか、経過観察でいいかが決まります。

 通院時の血液検査では、毎回全く問題がなかったため、きっと大丈夫だろう、とは思うものの、実際に結果を聞くまでは安心できません。この不安には理由がありました。前回アブレーションの治療で入院していた時に「私はアブレーション2回目」「私は5回目」という方々と、実際にお会いしてお話をしていたから。もちろん個別の病状は異なるのは言うまでもありませんが、それでも「場合によっては、複数回治療が必要な場合もある」ということは胸に刻まれました。私は、この1回の治療で効果があったのかな…

 診察室に入ると、画面で検査のデータと思われる画像が移っていました。シンチグラフィーの検査データと思われる、体の輪切りの画像の中には、カラフルな色が見えています。あれ、この色ってがんの細胞に反応するんじゃなかったっけ??色がついてるってことは、がんがバッチリ残ってるってこと??アブレーションの効果がなかったの?と急に不安に襲われた次の瞬間、画面が2分割になり、主治医が言いました。

 「この色がついている方が、前回のアブレーションの時の画像ですね~。隣が今回の検査結果。治療がうまくいって、きれいになってます~。経過観察でいいですよ。」

 …なんだ~~前回のデータだったのか~~~!!!良かった~~~!!!

 早とちりして、一瞬不安になったのですが、問題ないことがわかり、ものすごくホッとしました!いや~、よくわからないことを先回りして勝手に予想するのが私の悪い癖。いつもの癖が出たよ!こんなことしてもいいことないぞ!と、ちょっと反省。

 ひとまず、手術とアブレーションの治療がうまくいき、治療はここで一段落です。自分の気持ちも一段落しましたが、一度がんになったからといって、二度と他の病気にかからないということが約束されたわけではありません。今後の自分の健康のために、できることを探していきたいな~と思いました。とりあえず、良かった!

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