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火災報知器を鳴らす能力を手に入れた!(数日間のみ)

 アブレーション(甲状腺全摘手術後、とり切れなかった細かいがんを、放射線を含む薬を飲んでやっつける治療)の効果を確認するための検査に向けて、放射線ヨードカプセルを飲んできました。

 今回の検査は、アブレーション治療と同じ流れで進みます。治療との差は、カプセルに含まれる放射線量が少なくなったことくらいです。

 いよいよカプセル服用。前回同様、風邪薬のようなカプセルを紙コップに入れてもらい、手で直接触らずに口に入れて水で飲み込みます。2つのカプセルをすんなり飲み、これで今日の仕事終了!とホッとした所、放射線技師さんから衝撃の一言が!

「体から出る放射線の影響で、百貨店などのトイレの火災報知器がなることがあるので、数日間は注意してください。」

 そんなの初耳!!思わず「えっ?!そうなんですか?」と聞き返してしまいました。なにそれなにそれ?!なんなの、その特殊能力?!

 帰宅後気になって調べてみたのですが、ショッピングセンターやスーパー、デパート、JRの駅などのトイレに設置されている「紫外線感知型炎センサー(火災報知器の一種)」が、放射性ヨードから出るガンマ線を感知してしまうそうです。それで、放射線ヨードカプセルを飲んだ人がトイレを使うと反応してしまうとのこと。全然知らなかった…

 前回は、入院中に放射線ヨードカプセルを飲んだため、問題がなく説明もなかったのですが、外来での治療・検査になるとこういうことも出てくるんだな~とびっくりしました。さて、残るはシンチグラフィの撮影のみ!あと一息がんばるぞ!

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