無知の知に満足する自分
無知の知に満足している自分に気がついて自分で恥ずかしく感じることがある。例えば、難解な哲学書を読みながら、「ん〜、良いこと書いてあるんやろうけど、よく理解できやん。まあ、理解できないことを理解しているから、ええやろー。」
他にも、最新の科学技術や情報技術の話題に触れても、「ん〜、なるほど。これはすごい技術やな。すごい技術なのはわかるけど、詳細は理解できやん。まあ、理解できていないことをわかってるから、ええやろ!」
自分は何も知らないんだと自覚することは悪いことではない。でも、自分は何も知らないことを自覚している自分に満足しているのは恥ずかしいことかもしれない。知らないことを自覚することはあくまでスタート地点であり、知るというゴールなきゴールに向かってもがき続けたい。
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