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愚痴る能力

愚痴る人は「現状に対してただ不満をぶちまけている人」と思っていた。しかし、最近は愚痴る重要性を感じている。

愚痴る人は現状に対して不満を感じている。つまり、愚痴るためには現状に対して常に批判的な態度で接する必要がある。これは簡単なことではない。

現状に対して「まあ、しゃーないか。」と流していた。しかも、そんな自分を"細かいことは気にしない寛容な自分"というように自画自賛していた。目の前で発生する事象に対して違和感やストレスを感じても声を上げず、誰かと共有することもしない。さらには、現状に対する不満を共有する(愚痴る)人をネガティブに捉える。

現状に対して何も疑問を持たない人が増えてしまうと、組織内の意見や考えが固定化されてしまう。もっと愚痴って(現状に対して批判的な視点を持つ)、愚痴る人を歓迎しよう。ただ、「不満をぶちまけるだけで行動しない」人にならないように気をつけよう。

400字エッセイ書いています。

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