見出し画像

野球部で学んだ、人の群れる習性

大学卒業まで週6でボールを追いかける日々を過ごした中、恩師と呼べる指導者と愉快な仲間に恵まれ、多くを学んだ。人が群れる習性を持っていることに気づいたことは学びの1つだ。

中・高・大の野球部では20-30人の同学年メンバーが存在し、高校3年時には全体で100人近くの部員が所属する大所帯だった。そんな僕ら野球部は群れることが好きだった。ただでさえ坊主頭が目立つのに、坊主頭が5人も6人も学校の廊下を歩けばインパクトはかなり強い。先生方や他の生徒には良い意味で目立っていたことを祈るばかりだ。

皆で群れていつも特別なことをするわけでもないし、群れて特別楽しいわけでもなかったけど、群れると妙な安心を感じたことを覚えている。群れる習性に気が付いたのは高校2年のときで、悲観するでもなく賞賛するでもなく「みんな群れるの好きよなー」とぼんやり思っていた。

何をするでもなくみんなで群れていたあの時間、懐かしいなー。


400字エッセイ書いています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?