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#004-005 建築情報談義

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こんなことを話しています

  • 建築業界におけるIT系人材のキャリア形成

  • nakamaruが転職した理由

  • ゼネコン(建設会社)、設計事務所でのスキル修得

  • 建築 x ITで金持ちになれるのか?

  • 建築業界とスタートアップ


ざっくりまとめ

reomaruとnakamaruの共通項のひとつは、二人とも建築系の仕事をしており、かつ情報技術を非常に積極的に活用している技術者だということです。

建築業界はIT化が非常に遅れている分野だとされており、識者によっては「全産業の中でもダントツに遅れている」とも評されます。

そんな業界の中で、比較的早くから情報技術に着目して実務で取り組んできた二人ならではの視点から、建築業界における情報技術の在り方・その人材のキャリアなどについて語っています。


nakamaruは今年、新卒から働いてきた企業を辞めて転職しています。なぜ会社を辞めたのか、についても少し語っています。キャリアについて考える人にとっては、多少参考になるかも?


トークの中で登場する「ビム」というのはBIM(Building Information Modeling)と呼ばれる建築分野における情報技術のことです。reomaruもnakamaruもBIMについて造詣が深く、過去には二人で論文を書いたりしたことも・・・。


情報技術に造詣が深い二人だからこそ「情報技術によって社会が良くなる」系の議論には懐疑的なスタンスだったりします。
情報技術が社会を本当に良くするのか?建築分野で情報技術は本当の意味で根付くのか?など…DXが叫ばれ、次々に新しい技術やトピックが現れては消える今の時代だからこそ、あえて冷静な視点から語ります。


技術と社会を考えるときに「技術決定論」「社会決定論」の二つの方向性があります。

「技術決定論」とは、新しい技術の登場が社会や価値観を大きく変化させる、という、技術が社会に与える影響を強く評価する考え方です。
「社会決定論」はその反対に、技術のつかわれ方を決定するのは社会的な制度や価値観である、という、社会による技術の統制を重要視する考え方です。

技術と社会が複雑に影響しながら両者ともに変化していく、というのが実際の世界で技術/社会の関係性ですが、ともするとどちらかに偏りがちです。

reomaruとnakamaruが指摘しているのは、情報系の分野における「技術決定論」への偏りであるといえます。

この手の議論にご興味のある方は下記の書籍などを手に取ってみてはいかがでしょうか。



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