浅草東洋館のデビュー戦を終えて。
本日2024年7月25日、浅草・東洋館での寄席出演のデビュー日でした。
新入りにもかかわらず中盤の仲入り前で20分尺を頂戴する事が出来、全力で演じてまいりました。
東洋館の舞台上から見えた景色・袖から観る共演者様の演技・楽屋の風景・建物の外観・内装などとても刺激的な1日でした。
今回自分のパフォーマンス中に「これまでの全ての経験や技術が今日この瞬間に生かされているな」と強く感じました。
今回の初出演に当たり普段とは違う特別な芸をした訳ではない分、これまで積み重ねてきたものだけでお客様と過ごしたからそのように感じたのかもしれません。
そしてその感覚は共演者様、特にベテランの諸先輩方の演技を拝見している時にも強く感じました。
それぞれの長いキャリアの中で時間をかけて積み重ねられたものがその人その人の芸を特別なものにしているのだなと。
観客席には平日の昼間にもかかわらず僕目当てに御来場下さった方も何名か居て下さり、とっても心強かったです。
中には私が大学生の時のバイト仲間も!!!
長い時が経った今でもこうやって、僕の活動を気にかけてくれている事に胸が熱くなりました。
当時のバイト仲間のほうは僕の演技を観て泣いてましたが(笑)
前回のロングネタバケーションの時も今回もそうですが、僕自身は本番前に結構緊張しているのですが、あまり共演者の皆様に緊張しているように映らないのが不思議です。
ただ舞台袖で共演者の皆様の本番直前の雰囲気を拝見させていただいておりましたが、皆様一様に本番直前はピリッとした空気を纏っており、やはり皆様それぞれ本日のお客様とどう向き合うか真剣に取り組まれているのだなと、そしてこのお客様と真剣に向き合う芸人の舞台袖の雰囲気がやっぱり好きだなと思いました。
最後になりましたが、
いつも応援して下さるお客様のお陰でここまで来る事が出来ました。
本当に感謝しております。
ありがとうございます。
応援していて良かったと思っていただけるような芸道を今後も進んでいけたら幸いです。
引き続き応援していただければ幸いです。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。