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メンバーの意見を尊重したい 各自の裁量に任せて開発業務を進めるコツとは

フロントエンドからバックエンド開発、モバイルアプリ開発と幅広く経験し、現在はdirect Apps開発部の部長としてメンバーのマネジメントも行っている渡谷さん。
今回は、渡谷さんのこれまでの経歴とメンバーの育成についてお話をお伺いしました。

フルスタックに活躍する渡谷さんのキャリア

――渡谷さんの現在の業務内容を教えてください。
direct Apps開発部のメンバーのマネジメントをしながら、direct Apps(タスク/スケジュール/掲示板)の開発から運用・保守までを担当しています。

――渡谷さんのこれまでの経歴を教えてください。
情報系の学部を卒業後、エンジニアとしてものづくりに携わりたいと思い、ジャストシステムに入社しました。主にフロントエンドの開発を担当し、エディタの開発とエクセルの互換アプリの開発をしていました。

2社目の会社では、iOSとAndroid、Windowsのモバイルアプリの開発を担当していました。ここでも、フロントエンドの開発を担当していました。

L is Bに入社をしてからは、direct上で写真や動画の管理ができる「direct PhotoView(ダイレクトフォトビュー)」の開発を担当しました。ここで初めて、フロントエンドからバックエンドまで幅広く開発を担当しました。それから、direct Appなどのdirectと連携可能なアプリのフロントエンドからバックエンドの開発を担当しました。

――ちなみに、L is Bにはどのような経緯で入社したのでしょうか?
direct開発部の宮本さんに誘われたのがきっかけです。もともと、宮本さんとはジャストシステムの時に一緒に働いていました。ジャストシステム退職後も、年に1回集まって近況報告をしていたのですが、その時に宮本さんに声をかけてもらいました。前の会社では、経験豊富なエンジニアが数多く在籍しており、非常に勉強になりましたが、もう少し年代の近いエンジニアと一緒に開発をしたいと思い、L is Bに入社しました。

direct Apps開発部 部長 渡谷さん

困りごとは各分野のプロフェッショナルに相談できる環境

――フロントエンドもバックエンドも開発するようになったのは、L is Bに入社してからとのことですが、バックエンド開発をすることに抵抗はありませんでしたか?
サーバーの運用などは、もともと趣味で大学生の時から触れていたので、抵抗はありませんでした。しかし、入社したばかりの頃はAWS周りのことはまったく分からず、業務経験もなかったため苦労しました。

――未経験の業務に取り組む時って不安になりますよね。バックエンド開発や運用の知識はどのようにキャッチアップしたのでしょうか?
徳島ラボには、AWSやサーバー周りに詳しい黒田さんがいるので、分からないことはSRE部の黒田さんから教えてもらいました。また、L is Bに入社する前はiOSやAndroidの開発がメインだったので、フロントエンドのコーディングについて分からないことは、direct開発部の宮本さんに聞いていました。

徳島ラボには、サーバー、クライアント、iOS、Androidの各分野のプロフェッショナルが揃っているので、分からないところは、教えてもらいながら開発を進めていました。

各自の裁量に任せて若手のスキルを伸ばす

――direct Apps開発部のメンバーは比較的若いメンバーが多いですが、業務を進めるうえで何か意識していることはありますか?
メンバーが書いたコードを尊重するようにしています。彼らも日々最新の技術をキャッチアップしているので、コードレビューをしていると、私が書いたコードはもしかしたら書き方が古いかもと感じるので、あまり修正を加えないようにしています。

――メンバーの意見を尊重しているのですね。では、direct Apps開発部では、メンバーも技術選定のチャンスがあるのでしょうか?
はい、チャンスはあります。direct Apps開発部のメンバーには、主体的に開発をしているという意識を持ってもらいたいので、私が一から十まで指示を出すことはせず、技術選定などは各自の裁量に任せています。それが、彼らのやりがいにも繋がると考えています。

ただ、メンバーが悩んだり方向性を見失いそうになったら、アドバイスをしたり、フォローするように心がけています。

――では、渡谷さんが一緒に働きたい人はどんな人でしょうか?
言われたことだけをやる人ではなくて、サービスをより良くするための技術選定ができて、一緒に手を動かして開発できる人と働きたいです。

また、direct Apps開発部は20代半ばから20代後半の比較的若いエンジニアが多いので、マネジメントまではいかなくとも、技術的に若手メンバーを引っ張ってくれる人がいてくれると嬉しいなと思います。

――最後に、応募を検討している人へのメッセージをお願いします。
direct Apps開発部では、各自の裁量に任せている業務がたくさんあります。自分で技術選定をしながら、サービスをもっと良くしていきたいという人にとっては、良い環境だと思います。そんな環境で経験を積みたいという方は、ぜひご応募ください!



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