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山ゼミ!経営者が集まる泣くほど熱い時間。

終わってしまった悲しい。「思いをカタチをする経営ゼミ」12期に参加しました!
株式会社Pamoja na Africa 代表取締役・三関理沙です。今回は、通称「山ゼミ」に参加した感想をお伝えします。



今日は2024年春に参加した「思いを形にする経営ゼミ」の感想や内容をここに書きたいと思います。現在13期募集中ですので、ぜひ参考にしてください。

思いをカタチにする経営ゼミとは?

思いをカタチにする経営ゼミは、マザーハウス代表取締役副社長である山崎大祐が2006年のマザーハウス設立以降、18年以上に亘り経験してきた、創業・経営経験に基づき作られている少人数精鋭の参加型ゼミです。過去7年、12期の開催で得た知見も生かし、今期もアップデート。第12期に引き続き、思いの解像度の上げ方から、プロダクト・サービスのつくり方と届け方、組織・チーム作りまで、体系立てて学びを提供しながらも、13期は集中議論を行うミニ合宿も組み合わせ、開催します。

山崎大祐さんが全力で壁打ちするゼミ


「思いを形にする経営ゼミ」は、皆さんご存じのマザーハウスの副社長である山崎大輔さんが実施するゼミです。経営者が集まって、自分の事業についてさまざまなアドバイスを受けたり壁打ちをしたり、他の参加者からアドバイスをもらう、とても貴重な時間でした。山崎大輔さんがリーダーとして実施するゼミにはいくつか種類があります。私が参加したのは「1億を目指すゼミ」で、他に「10億を目指すゼミ」「教養ゼミ」があります。それぞれ興味に合ったゼミに参加すると良いと思います。なお、このゼミは必ずしも定期的に春秋に行われているわけではなく、今年はこれ以上「教養ゼミ」が実施される予定がないとのことでした。

私が今回参加した「1億を目指すゼミ」では、アイディア段階の方や、私のように起業したばかりの方、すでに1億円以上の売上を計上している経営者の方もいました。今回の参加者は13人で、そのうち男性が2人、女性が11人と、女性が多い会でした。

ゼミの内容は「ビデオ講義」「銀座で行われる対面講義」「合宿」の3つがあります。ビデオ講義は山崎大輔さんが毎回収録したもので、使い回しの動画ではなく、当時のニュースに対する深掘りなどもあり、学ぶことが多いです。ビデオ講義の後には対面で講義が行われ、そこでビデオ講義に関する質問ができます。合宿については、12期では高崎にある新しい宿を訪れ、1泊して壁打ちをし、朝まで飲みながら語り合い、翌日も講義をして帰るというコースでした。

「銀座で行われる対面講義」はオンラインでも参加できます。基本的には対面での参加をお勧めします。私は前半は日本にいたので、銀座の会場で皆さんと直接交流し、毎回その後の飲み会にも参加しました。この交流はとても大切で、今では素敵なネットワークができたと思っています。後半はケニアに戻ったのでオンラインで参加しましたが、オンラインでも参加しやすい環境が整っています。しかし、やはり可能な限り対面で参加できる期間が長い方が良いかと思います。今回の合宿には全員が対面で参加し、遠方からも関西や福岡などから集まりました。

起業1年目の私が参加した感想。

私は2024年6月に自分の会社を立ち上げたのですが、参加したのはその前の2024年5月でした。事業プランは決まっており、ケニアでの生産も始まっていたものの、まだ会社を設立しておらず、売り上げも立っていない状態での参加でした。参加費が27万円と高額なため、直前まで参加を悩んでいましたが、結果的に本当に参加して良かったと思っています。

理由①マザーハウスのビジネスプランに近い

マザーハウスを立ち上げた山崎大輔さんから直接アドバイスをいただけたことが大きかったです。途上国でものづくりをしている方が、どのように事業を始め、どのタイミングで売り上げを作り、店舗を展開し、成長させていったのかという実例を元に講義してくれるので、私にとって非常に参考になりました。もちろん、無形のサービスを提供している参加者もいましたが、事業を立ち上げ、拡大していく過程を具体的に知ることで、自分の事業に当てはめて考えることができました。

尊敬する大祐さんと

理由②次へのステップを示してくれる

山崎さんは非常に正直で率直な方です。次に何をすべきか、何を避けるべきかを真っ直ぐに提案してくれます。多くのメンターは、経営者の理念を変えてしまわないようにと控えめなアドバイスをすることが多いですが、山崎さんは信じる最善の方法を率直に伝えてくれます。そのため、経営者の多くが山崎さんのアドバイスを実際に試し、その結果を持ち寄ってさらに壁打ちを繰り返しながら事業を前進させていきました。必ずしも山崎さんのアドバイスが正しくないので、自分で考えてねとは言ってくれますが、その人のことを考えてのアドバイスでほとんどの人が即実践して、次の壁打ちにやってきます。
心に突き刺さるアドバイス。大祐さんは本当に正直で感情豊かな方なので、想いや苦労に対して寄り添ってくれます。
「従業員を養っていく責任があって、どうしても人を増やせなかった・・・自分の覚悟が足りなかった。」
「他のメンバーを信じてもっと頼ればよかった」
等々、各々の課題に秘めた思いが表面化していきます。そして、最終報告会では全員が泣きました。本当に。

私は大祐さんから「本当に大変なことをやっているよ。今日は明るく報告しているけど、日頃本当に難しいことをやっていると思うよ。マザーハウスはアフリカに進出できないないのはやっぱり遠いよ。」と言ってくれました。私は一人経営者で、事業の内容を理解してくれる人がなかなかいないので、この言葉を言われて、少し安心しました(笑)本当に経営者として向いてないし、能力がないのだなと感じる日々もあったので、この困難な課題に自分が向き合っているということで、日々小さい課題があっても、私が諦めずにやっていくことなんだなと実感しました。

最終報告会でゼミを卒業!

理由③経営者仲間

他の経営者とのネットワークが大きな財産になりました。既に大きな売り上げを上げている経営者の方々と接することで、多くのアドバイスをもらうことができましたし、実際に私の会社の商品を購入していただく機会もあり、素敵なつながりができました。壁打ちを重ねていく上で、他の経営者の事業内容やステージ、想いも見えてくるので、みなさんの日頃の苦労を感じています。そういった中での最終発表会は、みなさんの今後の覚悟が見えて、本当にかっこいいと思ったし、私もこうゆう経営者になりたいなと思いました。そして、みんな号泣w

朝まで語り合う経営者たち

ゼミ中に実際に試したこと

非営利活動を始める

合宿で壁打ちをした際、支援を求めることは悪いことではないというアドバイスをいただきました。マザーハウスは商品の質で勝負するビジネスモデルですが、私の事業は福祉に近く、ビジネスだけで解決できないことが多いため、非営利活動も必要だと教えられました。山崎さんに言われた通り、私はすぐに支援を集める活動を始め、寄付を集めるようにしました。

お母さんを職人にするために、3年ください。
マンスリーサポーター募集中です。

コーヒーの販売を始める

ケニアコーヒー豆100%

羊毛商品は一般消費者にとって少し買いにくい商品です。そのため、手軽に支援できる商品として、コーヒーを提案されました。コーヒーと羊毛フェルト商品をセットにして販売することで、ケニアの思いを馳せながら支援してもらうという提案でした。

よかったら、こちらからご覧ください。



このように、多くの学びとつながりを得ることができ、本当に参加して良かったと感じています。素敵な仲間もできました。私は起業家として、スタートにも立っていないような状態で、自分が売り上げも立っていないことに対して恥じる気持ちもありましたが、かっこいい経営者に囲まれて幸せでした。また、スーパー忙しい山崎さんが時間を作って実施しているゼミに参加できて、山崎さんに感謝です!

●お母さんを職人にするために、最初の3年を支えてもらえませんか。マンスリーサポーター募集しています。

https://congrant.com/project/watotowaafrica/12526

●当社ウェブサイト 新商品今後載せていきます。追いついてないので、少しお待ちください。

https://pamojaafrica.base.shop/

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