宗教団体からの勧誘は心が弱っている時を狙ってくるそうだ【日記】
90歳オーバーの利用者さんご夫婦のお家へ訪問に行ったところ、90歳ならではの多くの学びや経験をたくさんたくさん、それはもうたくさん教えていただいた。
このご夫婦九十歳を超えているにも関わらず、非常に頭をしっかりしていてますことをとてもユーモアいつも仕事を超えて楽しませてもらっている。
戦争のこと、故郷から出てきた話、御夫婦で協力して、日本中を駆け回って仕事をしたこと、そして家族でたくさんたくさん旅行に行ってきたこと。
今では考えられないようなお話ばかり。
昔は大阪までしか新幹線がなかったの。
それから先は汽車ぽっぽ。
電話だってなかったから、お父さんは字を書くのが嫌いで、全部私が手紙を書いた。
僕はなんでもかんでもきっちりしていないと気に入らなくて、家電の説明書も10回は読む、薄っぺらいから、ポケットに入れて気になった時に読むようにしている、だってわからないと何が悪いのかわからないじゃない、ご飯だって塩分だったりカロリーだったり気にしているよ。
私はなんでもかんでもちゃらんぽらんにしておくことの方が楽だから、説明書なんてさっと読んですぐにどっかにポイ!ご飯のことだって細かいことは気にしないね。でもどっちも長生き、どちらが健康にいいかなんてわからないね。
そんな話を笑いながらたくさん話してもらって、私もニコニコしながら聞いてしまう。
この2人の話はとても魅力的だ。
そして今日の訪問最後に気になった話題に。
最近の宗教団体の話について。
妻が心臓の手術をした時に入院したとき、何でか分かってしまって私達の宗教に入れば奥さんの病気は必ず治りますってどこぞの宗教団体が動くのところにやってきたなぁ。
子供が学校に行っていないとか、お母さんだけの家庭とか、離婚したとか、しばらく入院して姿を見かけないとかそういう宗教団体の人はどこかで見ていて、それを幹部に伝えてるみたい。
そうやって人が弱ってるところを見つけ出して、上手いこと勧誘するのが私からそう何度も見てきた。
今でこそ統一協会に話だったり世間ではとても宗教団体について話題になっている。
なんだかね人が弱っている所につけ込んで勧誘しようだなんて、それこそ本来の宗教のあるべき姿、人の心の拠り所、生きる指針になるはずが欲の深い人の甘い汁をすする実態に虚しさを覚える。
人の心を弄ぶな、人の人生を狂わすなよ…。
心から人の心に寄り添って、他人に対して深い愛情を込めたり、優しいあたたかい関わりを持っている宗教団体もあると思う。
人の心は見えないけれど、その浮き沈みで大きく人生を変えてしまう。
人を大切にして人にエネルギーを与えて自分も一緒に高い所に行けるような関係性を持てるといいのに。
弱っている時こそ注意。
信頼のおける人は誰なのか普段から知っておくこと。
弱みに付け込まれていないか弱っている時こそ注意…。
冷静な判断力ができないから、新しい決断は心を休めてからの方がいい。
問題が解決してからの方がいい。
九十歳オーバーのご夫婦のまるで生き字引のようなお話に、頷きながらもシェアしたくなったのね日記にまとめてみました。