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ファッション : 生地から始まる服作りの魅力

今回はどっぷりと服の素材沼にハマってしまい、浅いこと言いたくないなー
まだ生地について追求したいなー
と、思ってしまい、昨日は記事をかけずじまいでした💦
とりあえずアウトプットが大事なので、知り得たことをまだ浅いですがアウトプットします!

◆服の生地がどんな経緯で出来ているか、今更気づく

昔のおとぎ話に出てくる、機織り!
これっていろんな糸を織り込んで1枚の生地にしているんだと今更ハッと気づいたのです!
つまり、全ての服は1本の糸を複雑に織って出来ている!すごい!

何で気づいたかというと、和服の作り方について調べていたところ、5本の糸を織るとか、めちゃくちゃ複雑な工程を経て、着物の生地が出来ていることに気づいたのです。

まだまだここを深掘りしたいですが、お着物の価格の違いがなんとなくふわっと分かりました!

私の成人式の着物はレンタルするつもりでしたが
おばあちゃんが張り切って高いのを買ってくれました‼️なぜこんなに高いものを買うのか?そもそもレンタルもなぜ高いのか?若かった私は全く分かっていませんでしたが、ようやく時を経てなんとなく価値が分かってきました。

成人式と親友の結婚式に着たきり、私が結婚してしまったので、振袖はもう着れない!
従姉妹の娘さんが成人式を迎えるということで、最初は貸してほしいという話でしたが、もう私は着れないので、次の世代にバトンタッチすべくお譲りしたのですが、生地が良かったのと、私の母がきちんと虫食いがないよう保存してくれていたので、少なくとも15年綺麗な状態で保ちました。

いいお着物は正しく保管、お手入れすることでビックリするぐらいキレイな状態で保つ!

実際はもう少し綺麗なブルーグリーン
目つきが野生の猫😹

◆実はすごくミニマリストな江戸時代!

江戸だけかもしれませんが、新品のお着物は生地からお仕立てするもの。お高いので、そんなものを着れるのは裕福なお家のお嬢様方だけ。
庶民は木綿の古着のちょっと難ありのお着物をお裁縫で上手にお直しして、着こなしていたわけです。
その着物もダメになると、上下を断ち、ましなものと組み合わせて自分で仕立て直す!それもダメになると今度は子供服にリメイク、それもダメになると、雑巾!
雑巾もぼろぼろになると釜戸で燃やして灰に!
灰を買い取ってくれる業者がいたので、そこで買い取ってもらい、畑の栄養分に!

この最後まで使い切る精神がすごい!

ちなみに江戸時代の庶民は狭い長屋で暮らしていたので、そもそも物が置けない!
こたつも、本も、冠婚葬祭服もレンタルしていたとか!
究極のミニマリストですね!
江戸時代の暮らしとお仕事はバリエーションに富んでいますし、ここは個人的に要調査です!

わざわざお店に行かなくても、色んな業種の商人がうろうろ街中を回ってくれるので、自分の家の近くに来た時にお野菜を買ったり、灰を売ったり、本当にウーバーイーツ超えてますね…


◆機織りの技術、伝統の柄を生かした価値ある生地作りが出来ないか?

大量生産の服を作っている国の女性たちが家で働けないかな?
せめて家じゃなくても村の広い場所で、機織りし、その国の伝統ある織物を作れないかな?と、ふと思いました。

小さい頃から織物や裁縫に親しんでいるからこその強みを活かした、価値ある、味のある生地作りをお願いしたいなと思いました。
もちろん買い叩かず、お互いwin-winの価格で!
ここのバランスが難しいですよね。

なんでこんなことを思いついたのかというと、女性が幼い頃から織物に親しんできたということは、繊細な仕事をできる人が沢山いる!それこそ価値だと思いました!

大量生産の古着が最後に行き着くアフリカのとある国では伝統の織物の技術が失われつつあります。
古着が安く、伝統の織物が高いという理由もあります。アフリカの織物はカラフル生き生きしていて本当に好きなので、失われてほしくない。

日本もメイドインジャパンのシルクは1%程度で、高齢化も進み、斜陽産業です。
野菜農家よりひどい…

こうして服に真剣に向き合うと見えてくることが沢山ありました。

そして洋服より、和裁、和裁より生地ができるまでの過程を知ることが必要かなと思いました。

そして、日本の衣服の歴史も学び、身にしていくことが必要だと思いました!

まだまだ服への追求は続く!

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