明日の私へ〜私と手紙と四年の思いの話をする〜
こんばんは。イズです。
今日から卒業式に向けて、友達への手紙を書き始めました。4年間共に過ごしてくれた友人に思いを伝えたいんです。
卒業式はもうすぐ。始めるのが遅かったと思います。でも、書き始めたくなかったんです。
終わってしまうから、それが寂しいから。嫌だから。
ああもうお別れなんだって現実になってきた気がします。
書き出して思います。
書けない。
決して内容がないわけではないんです。伝えたい思いも思い出も感謝も書ききれないくらいにあります。
でも、言葉が見つかりません。
私の思いは「ありがとう」や「大好き」の言葉で本当に伝わるのかな。簡単なのかな。シンプルすぎるかな。
でも無駄に長くしたらそれはそれで違う気がする。
櫻坂46の楽曲「無言の宇宙」にこんな歌詞があります。
「愛を少しでも語り始めてしまったら
愛してるその真剣な気持ちは
心から漏れて行くものだ」
まさにこれです。
私はみんなに伝えたいことごとがたくさんあるのに言葉にした途端に逃げる。安いものになる。
伝えたいのに。それを逃げない言葉で閉じ込めたいのに。
見つからないんです。これで伝わるのかわからないんです。いっそのこと、手紙を書くことすらやめようかと思いました。
でも伝えたい。
伝えたい。
それだけ。
ありがとう、大好き、ありがとう、尊敬してる
そんな言葉じゃ、私が生み出すようなチープな言葉じゃ伝わらないかもしれない。けど伝えたい。そして、それを伝えられる言葉をもっと持っていたかった。
わからないけど頑張りたい。
最後だから。ありがとうを、言葉にできない言葉を伝えたい。それだけだ。
じゃあ、さよなら、今日の私