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リンドバーグの救済【第9話】ちょこっと実話の件

おはようございます、旭山リサです。

本日【第9話】のコミカライズ版が公開されました!

今回、語らせていただくテーマは主に3つです。

◆ちょこっと実話だった件(ただし脚色てんこ盛り)

◆ミミの感謝と謝罪

◆ 皆様からいただいた応援まとめ【随時更新中!】


ちょこっと実話でした


突然ミミに裁判所から「特別送達」で訴状が届くという展開について。

小説版、もしくは、コミカライズ版を呼んだ読者様の中には、

「なんか……やけに詳しいな? まさか実体験?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ちょっと実話を混ぜています。

もちろん本作はフィクションですから【脚色てんこ盛り】なので、そこはご安心ください。

実は家族に裁判所から突然訴状が届いた者がおります。

そりゃもう「なんじゃそりゃ」呆れるくらいアホな訴えでした。

悪女ダーシー傀儡チャールズのコンビみたいなもんですよ、全く。

こんなキチガイ条件付きです。

「そちらが敗訴した場合【訴訟費用】は被告に支払ってもらう」

原告のイメージ:イラストAC様より

ぶっちゃけ、ダーシーとチャールズよりもひどいかもしれない。

事実は小説よりも奇なりです。

なぜそれほどまで私の家族に因縁をつけてきたかというと、行政書士を挟んで話し合いをすべきところを、原告がお金を惜しんですっぽかしており、関係者への利益配分が不平等だと気付いた私の家族が「然るべき手続きをとるべきだ」と指摘したからです。

イヤなところを指摘されたので原告は大慌て。そこから泥沼の闘いが始まったとさ。双方一歩も引かず、にらみ合いが続いていた最中、このような脅迫が届きました。

「裁判所を通して話し合う! 訴えるからな!」

ただの脅しだろうと家族は思っていたそうですが、本当に裁判所から書類が届いたので、さすがにちょっと悩んだそうです。

「自分も弁護士を付けた方がいいのだろうか。だが自分の方が原告より遥かに知識があるし、あちらの言い分は間違っているし、専門家が見れば明らかに不平等だと分かるしなぁ。弁護士を雇うほどの案件だろうか?」

考える人のイメージ:シルエットAC様より

というわけで家族が何をしたかというと。

「なんとかやれそうだから、弁護士はいいや」

ひらめきのイメージ:シルエットAC様より

弁護士をつけずに裁判所へ向かい、
動かぬ証拠と正しい手続きを唱え、
原告側の弁護士を黙らせて勝訴したという

嘘のようで本当の話です。

勝利のイメージ:イラストAC様より

「これは新作のネタになりそうだ」

と私が脚色を加えたのが、リンドバーグの救済の後半になります。

イメージ:イラストAC様より

ミミの感謝と謝罪


私は「生死」にまつわる描写には、人一倍気を遣います。

「死んでしまえ」

という言葉は簡単に口から出ます。

人心の醜さを描くことが間違いだとは申しません。ですがやはり「死」「忌み言葉」ですから、慎重に扱う必要があると思うのです。

今回の【第9話】で注目して欲しいのは、ミミが「自殺未遂」について反省の念を抱き、命を投げ捨てた行為を両親に謝罪するシーンです。

【第1話】でミミの両親が病室へ飛び込んでくるシーンを憶えていらっしゃいますか? 2人は本当に愛娘を心配しています。

昨今は「親が子どもを虐げる物語」「男性が女性に暴言を放つ作品」が多いように思います。おそらく現代社会の闇が投影されているのでしょう。

「おまえは家の恥さらしだ、役立たずだ」

こんな酷い言葉を平気で口にする人は確かにいます。

だからこそ、子どもが死を選択するほどに苦しんでいたのに、助けられなかった親が無力感に苛まれ、それでも尚……子どもを深く愛し心配する物語を書きたい。

ミミ自身が「命を投げ捨てようとした行為」を省みて、親の愛に包まれる、そんな血の通った展開の物語をかき上げられたことが私の財産です。

ぜひ【第9話】をご覧いただければ幸いです。


🌸皆様からいただいた応援まとめ🌸

こちらの記事で、皆様からいただいた応援をご紹介させていただいております。【内容は随時更新中】でございます。

4月~5月現在にかけて、新しくいただいた応援も、勝手ながらこちらの記事に仲間入りさせています。

まよるんさん、ご購読と応援、誠にありがとうございます🙇最新話も自動購読してくださり、大変嬉しいです✨ ご感想一つ一つに心震えております。ご縁に深く感謝申し上げます✨ 

さてさて、コミカライズのおかげで、朗報が続きます。

原作小説が、な、なんと! 

ノベルバ & ノベルアッププラスで【恋愛小説:月間W1位】を獲得しました!

月間【恋愛】W1位を達成しました! ありがとうございます💖 2024/5/14

W月間1位になる数時間前のこと。

ノベプラ日間1位、ノベルバ月間1位になった段階で、応援にかけつけてくださった大場里桜さん、六葉翼さん、誠にありがとうございます。

大場里桜さんは3年ほど前に、私にステキなティーカップとリンデンウッドティーの魅力を教えてくださった作家さんです。その時教えてくださったことは、ポリス・ラ・ポール シリーズの第1巻、月夜のお茶会のシーンで参考にさせていただきました。

六葉 翼さん、いつも本当にお世話になっております。読みながら美術館巡りを楽しめる作品や、ゾクッと背筋が寒くなるホラーの名手です。

リポスト、いいねしてくださった皆様。

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更新を楽しみにしてくださっている皆様。

皆々様、本当にありがとうございます!


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★ステキなフェア開催中(5月28日まで)


皆々様の応援と、あたたかいお声がけに、どれだけ多くの勇気をいただいているか分かりません。

これからも誠心誠意、創作に取り組んで参ります。

旭山リサ

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