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コミカライズ15話 & 小説:第1巻【発売開始のお知らせ】

 こんばんは、旭山リサです。

 本日、コミカライズ版ラストエピソード〈第15話〉が配信されました! 最後まで書き切ってくださったrito.先生に心から感謝申し上げます。希望あふれる大団円のラストシーンは必見です。ミミとアルの仲睦まじげなシーンが多数収録されています。本当に本当にありがとうございました!

 コミカライズ版の最も大きな特色は何かと申しますと、やはりチャールズの描写ではないかと思います。rito.先生の優しさが加わって、ラストエピソードのチャールズはより表情豊かになっております。rito.先生はチャールズがお好きだとうかがっておりました。ラストエピソードまで、rito.先生の愛がこもっております。感謝してもしきれません。

 別れもあれば、新しい始まりもございます。

一年前の今日、コミカライズ版が連載開始となりました。

 一年後の本日より【第1巻:リンドバーグの救済:ミミ・キャベンディッシュの遺書事件】が販売スタートとなりました。皆様の応援のおかげでございます。

 こちらAmazonで【Kindle電書】【POD紙本】どちらでもお求めいただけます。

■電子版の価格は「税込価格」です。

■ 紙本版の価格は「税込価格」「送料は無料」です。

ポリス・ラ・ポールと比べると、価格が約2倍になっております。その理由は「内容量が2倍だから」です。ご了承いただければ幸いです。


★テンプレートデータ配布予定のお知らせ★

 小説版【単行本版記念】と致しまして、今回私が使用した「POD」「Kindle」の本文テンプレートデータを配布する予定です。

 皆様が使用しやすいようなテンプレートデータを作成中です。

 近日中のテンプレートデータ配布を予定しています。今しばらくお待ちくださいませ。配布は〔note〕もしくは〔旭山HP:秘密の図書館〕で行う予定です。


★書きおろし短編のお知らせ★


 以前のあとがきでも触れましたが、単行本版ならではの特典としまして、書きおろしの短編を3つご用意しました。

短編1 ■ チャールズ 「国王の肖像」

 チャールズ・ヴェルノーンには悩みがありました。幼き頃から「王子と国王が似ていない」と噂されることです。「亡き王妃にそっくり」と囁かれる一方で「本当に陛下の子どもなのか?」と。父親であるギョーム陛下と同じ、赤髪碧眼のチャールズですが、物心ついた頃から「父に愛されている」と感じたことは無かったのです。チャールズは秘書のシモンに頼み「ギョーム国王が若い頃の肖像画」の在処を突き止めます。これはミミの遺書事件が起こる前に起こったショートストーリーです。


短編2 ■ ダーシー 「猫かぶりの親友」

 猫かぶりダーシーがミミと親友だった時代を描いた物語です。次期ハーパー家の女跡取りとして将来を約束されていたダーシーは、貿易商を営む両親の事業を受け継ぐ為、高貴な方々との人脈作りに精を出していました。ミミと親しくなり、様々な紳士と交際しながら婿捜しをしていた彼女ですが、父親のとある決断によって、未来に暗雲が立ちこめます。――なぜダーシーがミミからチャールズを奪ったのか、窺い知れるショートストーリーです。


短編3 ■ パメラ 「ギメラ観察日記」

 アルフレッド・リンドバーグ司祭に一目惚れしたパメラは「司祭様は私に惹かれているのだ」と妄想を膨らませる日々を送っていました。けれども月の美しい夜を境に、彼女の片想いは跡形もなく砕け散ってしまいます。なんと愛しのアルフレッド司祭様は、自分のことを「ギメラ」と間違った名前で憶えていたのです。おまけに自分が司祭様の下着を盗んでいたこともバレてしまい、肩身が狭くなったパメラは逃げ……いえ、自分探しの旅に出ることを決意します。旅立ち前に挨拶くらいはちゃんとしよう。夜に教会を訪れたパメラが偶然見てしまった光景とは? 第1巻と第2巻の間に位置するショートストーリーです。


★ 本編の改稿について

 本編の方も、セリフや表現に改変を加えています。

 例の「大人の階段をのぼったとか、のぼらないとか」いうくだりは、イチャラブ要素を足しておきました。

 単行本版で大きく変わった点としましては「チャールズ」の性格です。コミカライズ版のチャールズは、原作よりも可愛く、穏やかな性格になっています。これは作画のrito.様がチャールズをとても気に入っていており、優しさがプラスされていたからでした。

 原作小説を発刊するにあたり、チャールズの性格をコミカライズ版に沿う形で、修正を加えました。本作をご愛読いただいている皆様から「チャールズが大好きになった」というお言葉をかけられることが多々ございます。本当に嬉しくて涙が出ます。ありがとうございます。

 チャールズが大活躍する【第2巻】の製本化も順調に進んでいますので、そちらの書きおろし短編もぜひお楽しみに! 

 電子、紙本、どちらからもお求めいただけます。

 それではまた、第2巻のご報告でお会いしましょう。

 旭山リサ


ご購読、誠にありがとうございます!

何度でも感謝を伝えさせてください。

皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

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