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リンドバーグの救済〈第11話〉春と秋の住む不時の庭【コミカライズ最新話】

おはようございます、旭山リサです。

本日【海の日】に【第11話】が、まんが王国様にて先行配信となりました!

【第11話】の【試し読み部分】で「紹介PV」を作りましたのでぜひご視聴くださいませ★

PVに使用した冒頭は、まんが王国のページから「試し読み」できます。

リンクはこちらから▽


【前半】春と秋の住む不時の庭

【前半】では、アルフレッドの前世「良樹」の視点で、美名との物語が描かれます。前世との繋がりを知りたい方、小説版で内容をご存じだけれども、マンガで本作を楽しみたい方、必見です。

このエピソードは「不時現象」がキーワードになっています。不時現象ってなんのこと? と思われた方は、ぜひ本作をチェックしてみてくださいね。

原作の挿絵はこんな感じでした。

「春と秋の住む不時の庭」の物語に、皆様ぜひ足を運んでみてください。

アルフレッドとミミの「前世からの縁」が分かりますよ。

ここは私が原作で一番心をこめたところといっても過言ではないので、ぜひぜひ読んでいただきたいです。


【後半】そこのけそこのけ司祭が通る

【後半】ではついに、リンドバーグ家の愛されキャラが登場します。

後に「オスカル」と命名される名馬です。

ここでちょっとお知らせ。原作では「黒馬」として登場したオスカルですが、コミカライズ版では「白馬」に変更されています。

これは原作者である「私からの提案」によるものです。

なぜ「白馬」にしたのか、その理由は一つ。

アルフレッドの司祭服が黒なので、馬も真っ黒だと、色が映えないから。

服の前方に白いラインは入っているものの、全体的に黒なので、黒馬に跨がると、ちょっと見づらいかもしれないと相談を寄せた結果「白馬の司祭様」になりました。

アルフレッドがカッコイイのはもちろん、お馬さんも最高にイケメンなんです。オスカルを擬人化したらどんな美青年になるのだろう。

特に注目して欲しいのは「11話:最後のページ」です。原稿をいただいた時には思わず「凄い! カッコイイ!」と連呼しました。

そこのけそこのけ白馬の司祭様のお通りだ!

アルフレッドには、暴れん坊将軍のテーマ曲も似合いそうだな~と個人的には思っています。


【前世と現世】誰が誰なのか

リアルでもSNSでも「なんだか懐かしいような気持ち」になる人に出会うと、ひょっとしたら「前世でもお友達だったのかもしれない」とふんわりと綿菓子のような妄想が膨らみます。

前世で好きだった人とも、苦手だった人とも現世で再会しているのでは、と想像されたことはありませんか?

私の想像を物語にしたのが「リンドバーグの救済」です。

「誰が誰なのか」混乱されている方もいらっしゃるかもしれません。まずはこの「4人」に絞って物語を辿っていくと、大体の相関関係が分かります。

ネタバレを避けたい方は、ブラウザバック推奨です。

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リンドバーグの救済 © 旭山リサ/rito./ビーグリー

この主要メンバー4名に加えて、他にも4名の転生者が隠れています。

つまり「リンドバーグの救済」は、現段階で【8名の転生者】が隠れている、ちょっと異色の作品です。

「○○の世界に転生した」から始まる物語は数多とあり「生まれ変わり」を書くのは簡単なように見えますが

「前世から引き継いでいる業の解消

「前世の後悔を現世で克服する」

「前世で虐げられたけれど現世で幸せをつかむ」

などといったヒューマンドラマを加えるとなると、プロット構成と、各登場人物の感情の掘り下げといったテコ入れが必要になります。また、読者様に作品をお披露目する際には、

「決め台詞は、このキャラクターらしい発言だろうか」

「推理に至る発想は、このキャラクターにしかできないものだろうか」

「このキャラクターらしい見せ場になっているか」

「つまらない展開になっていないか」

「コメディ要素も入っているか」

などなど、著者自身で作品を精査する必要があります。

見せ場についてですが、剣と魔法の世界が舞台ならば、不思議な能力を発揮するシーンなどで展開を盛り上げることは可能です。

「リンドバーグの救済」の登場人物たちは、魔法や不思議な力で悪者を一掃したり、前世の知識を使って周囲が「あっ」と驚く発明をしたりなどの展開はありません。主人公たちが秘めた能力を持っているわけでもないです。

前世の記憶を取り戻す展開はありますが、ダーシーのように前世のことなどすっかり忘れてしまっているような登場人物もいます。

私の「前世」に関する考察はこちらに載せていますのでご一読くださいませ。宗教上の信条・観点から「前世」を信じない方もいらっしゃるでしょうが、これは物語ですので何卒ご容赦いただきたく存じます。

読者の皆様に「ひょっとしたら私にも前世の記憶があるかもしれない」と、ちょっとわくわくするような想像を楽しんでいただき、たとえば「なぜか好きで仕方ないジャンルの傾向」などついて「惹かれる理由」を探るキッカケになればと思うのです。

惹かれるものには必ず理由があります。

ちなみに私は古い建造物、遺構に萌えるタイプです。

京都の世界遺産、国宝、重要文化財に指定されている建物をめぐった時なんてもう、夢のような時間でした。伏見稲荷大社の千本鳥居は別世界へ迷い込んだようで心がわくわく弾けました。

教会建造物で最も好きなのは、英国のゴシック建築! とりわけ垂直式教会と言われるタイプが私のドストライクゾーンになります。このタイプの教会建造物は、写真だけ見ていても、心拍数が上がって大興奮です。これにも理由があるようですが、冗長になるので割愛します。

以前、遊馬さんがSNSにステキなお写真を投稿されていたので詳細をうかがったところ「St. Agnes church, St Paul’s, Bristol」という教会だと教えていただきました。

垂直式にもいろいろなパターンがあり、全部同じつくりではないのですが、小さなお城みたいな外観にトキめきがとまらな~い💖のです。

皆様にも何か「好きでたまらないもの」はございますか?

その理由を、ちょっと探してみるのはいかがでしょう?

ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。


★ リンクまとめ ★

分冊版:1話~10話 ▽こちら


分冊版:11話~ ▽こちら


★ 分冊版は、10話単位ページが区切られています

皆様のご愛読と応援に、心より感謝申し上げます。

この超絶かわいくて美麗な作画をぜひ本編でお楽しみいただきたい!

旭山リサ


★年間1位 月間W1位のご報告★

7月7日(七夕)にて、原作小説を連載している「ノベルバ様」「ノベルアッププラス様」の両サイトにて、原作が「月間W1位」となりました!

2024/7/7(七夕) 11:00時点

コミカライズからご興味を抱いてくださった読者様が多く、新しい読者様とのご縁にわくわくしております。ありがとうございます!

その数日後、ノベルアッププラス様にて【恋愛・ラブコメ】ジャンルにおきまして【年間1位】になりました!

2024/07/12付 17:00時点

ランキングの変動は常ではございますが、作者としてこの瞬間に立ち会えたことが何よりも嬉しい! 皆様のご声援とコミカライズのおかげです。

心より感謝申し上げます。

旭山リサ
2024/07/15


【追記】第11話を早速お読みいただいた皆様から感想が届きました!

最新話をお読みいただき、作品を好きになってくださり、本当にありがとうございます🙇💖


★Special Thanks★

本記事に使用した「表紙」「図解」はCanvaで作成したものです。

原作の挿絵は、五百式立ち絵メーカー&五百式青年メーカー(どちらもiwose様)で作成したキャラ絵に、イラストACのフリー素材を背景等に使用しています。どちらも商用利用・加工可能であることは確認済みです。

■【五百式立ち絵メーカー】 iwose様
https://picrew.me/image_maker/625876

■【五百式青年メーカー】iwose様
https://picrew.me/image_maker/689163

■背景素材:イラストAC様より
https://www.ac-illust.com

冒頭のPVは、Canvaで作成しました。一部動画AC様のフリー素材を使用しています。

◆PVに使用した音源◆
DOVA-SYNDROME『伝う涙』ゆうり様
https://dova-s.jp/bgm/play20161.html

クリエイターの皆様にこの場を借りて心より御礼申し上げます。

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