GWに何した?「断捨離」
皆様、こんばんは、旭山リサです。
さて皆様は今年のGWをどのようにお過ごしになられたでしょうか?
私はずばり「断捨離」に精を出しました!
なぜズボラの民代表「旭山リサ」が突然そんな大仕事にとりかかったのか、理由を説明しましょう。これを読めば貴方も「ちょっと断捨離したくなるかも?」ですよ~。
家の中の魔窟
どのご家庭にもあるかもしれないし、ないかもしれない。
それは開かずの扉。
決してのぞいてはいけない鶴の機織り……ではなく、
「なんとなく取っておこう」
「あとでお金になるかも?」
「ここにしまっておけば安心」
など「その時には大事にしようと思った」ものが詰め込まれていく場所です。私の家には合計二カ所の魔窟が存在したのです。
偶然、そこを開けたわけです。
そこから私に起こった悲劇を順にお伝えしましょう。
【1】雪崩が起きる。
【2】ハウスダストが舞い、くしゃみがとまらなくなる
【3】身体中が痒くなる
「な~んだそれくらいか~(-∀-)やれや~れ」
と笑ったそこのアナタ。他人事ではありませぬ。
こういう魔の巣窟は、梅雨時に湿気がこもるとカビの温床となり、夏の蒸し暑さでダニ団地なるのです。お掃除の最中、ダニのご遺体と何度も遭遇しました。
「今より暑くなる前に掃除しよう!」
というわけで、軍手を装備、アルコール除菌シートを用意して、お掃除を始めたわけですが、こういう大掃除を始めると、必ずといっていいほど人間はいろいろな「なつかしきもの」に目移りしてしまいます。
なつかしいは捨てる
お掃除中にこんな経験はありませんか?
「わっ、○○○がちっちゃかった頃の写真! なつかしいねぇ~」
一枚の写真をキッカケに長話がはじまり
「子どもの頃、使おうと思って使えずに、ずーっととっておいた文具だ。私の宝物だし、とっておこうっと」
そうして未使用のなつかし文具を引き出しに入れ、
「壊れて使い物にならないけど、これはもう数年経ったら絶対に値打ちがつくぞ。とっておこう」
使えないガラクタを「元あった場所」にしまってしまう。
そうして一つ一つのモノにこめられたメモリーを辿って、それぞれの感傷に浸っているうちに、日が暮れ、夜を迎え、明日の朝を迎え……
「なんかもう全部とっておきたいし、元あった場所にしまっちゃえ😉」
というパターンです。
なんだか臨場感あふれる具体例だな、って?
それはそうですとも、著者の体験談ですから!
けれど今年のGW、私は変わりました。もう今までの私ではないのです。
「使わないなら、売るか捨てるか、ハッキリしちゃおう!」
この精神こそ「断捨離」に必要なものだと分かったからです。
売れるものはある!
「捨てる」話をする前に「売る」話をしましょう。
今回、山のようなガラクタと古本を売った結果、いくらになったでしょう?
ちなみに「買取金額」は全て母のお小遣いにしたかったので私は一銭も財布にいれていません。私なりの、ちょっと早い母の日(前夜祭)のつもりでしたが、母が「なんだか気後れする」というので、売れたお金で、大掃除の後にファミレスにて鉄板ハンバーグをご馳走してもらいました。
家の中のいらないものをあらかた売って、諭吉を1枚ゲットしました。
お金になるものは確かにあります!
魔窟の中にもお宝はあったのです!
ちなみにメルカリではなく、近くの中古買取を行っているお店へ直接持ち込みしました。
買取査定の間、母と店内を見て回りました。各家庭から掘り起こされたお宝があるかと思いきや「なんじゃこりゃ」というガラクタが多くてビックリ。「こりゃ売れんやろ」と思うものも、案外引き取ってくれるようですね。
なので捨てる前に「案外売れるかも?」と思ったものは、分けておいた方が確実です。
ただし売れなかった場合「お持ち帰り願います」なので(お店によっては処理してくれるところもありますが)「これは売れないやろ」と思ったら、思い切ってゴミ袋にいれましょう。
捨てる捨てる捨てる!
見ただけで懐かしい気持ちに浸るものはあります。
しかし本当に大事なものって数少ないものなのです。
例えば、学生時代の卒業アルバム。
今回の断捨離に含まれておりませんが、私は早い時期に捨ててしまいました。苦手な同級生の顔が複数写っていたからです。
今の自分が一番大事なので、今の自分がそのアルバムを見る度にイヤな気持ちになるのなら、創作意欲の為にも捨てておいた方が良いという結論に達したのです。学生時代の黒歴史はもう作品に書き起こしていますので、これ以上思い出す必要はないですから。
と考えていたのですが、魔窟にはまだ写真が残っていました。
「あ。この女は私に意地悪言ってきたクラスメイト」
ってね。あー、やだやだ。ゴミ袋に入れちゃいましょう。
「あ。この子は良い人だったけど、いじめっ子とも仲が良かったのよね。なんであのいじめっ子と友達なんだろうって、もやもやしてたっけ」
なんていう当時のフクザツ~な人間関係まで思い出してしまいます。
今の自分に不要な記憶も写真とともに断捨離です!
過去を重んじていないわけではないのです。
いらないものが多すぎると、現在縁のある方々への感謝が霞んでしまう気がするので「思い切って捨てるが吉」と判断しました!
ゴミがまとまったら
読者様の所属する自治体によるのですが、我が家から出てきたガラクタは、近隣のゴミ処理場の【家庭ゴミ:一般持ち込み】にて処理してもらいました。
通常のゴミ捨てでは、置き場所が決まっていて、ゴミの収集車が来ますよね? そのゴミ収集車が向かうところに直接持っていくというわけです。
私の所属する自治体は「積載量」によって値段が異なります。
99kgまでは220円
100kg以上は440円
ファーストフード店の「ドライブスルー」をイメージしてみてください。
「受付」と「料金所」の足元に【車の重量を量れる装置】が設置してあるので、車を「一時停止」するだけでした。あくまで私が所属する自治体の処理場のシステムです。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ、家電(パソコン等を除く)を全て引き取ってくださいます。
燃えるゴミは焼却炉に直接投入します。扉が開いて、奈落の底のような大きなゴミの谷が見えます。そこに思い切り、放り込んでいきました。
さて、これも所属する自治体によって異なりますが、ゴミ処理場に直接行く場合にいくつかの注意点があります。
遺品整理の専門業者もいますが、ご遺族の方が直接持ち込んできたのかな、というような、家庭用の軽トラックも何台か見当たりました。
さて、我が家のガラクタは何キログラムだったでしょう。
レシートに記載された積載量を見て、私と母はちょっと溜め息がこぼれました。それはなぜかというと。
110kg = 440円
「99kgだったら220円だったのに!!!」
諭吉1枚の売上があったのに、こういう場面で悔しがるところは庶民の性でしょう。スーパーの値引きや特売が大好きな私たちは、11kg重かったばかりに「440円」になったことが超悔しいのです。
さて、そんなにゴミがあったのかと驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に驚くくらい不要なモノが次から次へと出てきたのです。
「これ、捨てちゃわない?」
「売れなかったら捨てちゃおう」
そうして110kgのゴミが家の中から去りました。
断捨離すると良いものが入ってくる
どこかの本で、そう読んだのです。
お掃除の本だったか、自己啓発本だったか。
断捨離について書かれた本は山ほどありますからね。
実際に、断捨離をした後、良いことがありました。
なんだと思います?
なんと偶然にも、知り合いから綺麗なお花をいただいたのです。
ゴミがすっきり一掃された家に花が舞い込むってステキだなぁ、と。
重荷となっていたゴミを捨てると、ささやかな幸せや気付きに出会えるようになります。花一輪の美しさにも口元がほころびます。
余談ですが、身の回りで「不意打ち」に近いようなイヤなこともありましたが「人間関係の整理・断捨離」だったようです。認識の違いで、それは幸にも不幸にも転じます。
「断ること、捨てること、離れること」
案外勇気はいるけれど、開運の秘訣だと思います。
ぜひお試しあれ~🎶
それでは皆様、ステキな5月をお過ごしくださいませ。
旭山リサ