結局白飯しか勝たん話
料理が嫌いなわたしが作った料理を友達が食べることがある。
ドンッと置かれた皿を見て、友達が
「これは何?」
と聞く。
わたしはムッとする。
これは何?とは何。
あなたはいつも料理に名前を求めるタイプですかっ。
こちら、白菜と鱈とシイタケとマロニーを和風だしで煮込んだブイヤベース風です。とか言われたいのかっ。
わたしの答えはこうだ。
「わかりませんっ」
料理が嫌いなうえにズボラ界の住人なので、料理は超テキトーだ。
まず、計量はしない。
Always 目分量。
次に、野菜をどんな形に切るかは、その時の気分。
薄めに切れば火が通るので、形には特にこだわらない。
だいたいいつも、切る→焼く。料理が多いのだが、たまに目新しいレシピを求めて検索することがある。
これは!とピピッときたレシピの材料を見て、シイタケの代わりにシメジにしたり、ほうれん草の代わりに小松菜にしたり、レシピをオリジナルに書き換える。
作り方をザザッと流し読みして画面を閉じ、いざ作り始めるも途中で、この後どうするんだっけ?となったり、ここで焼肉のタレを入れたらいいような気がする。とアレンジを加えたりするのも茶飯事。
最終的に何を作ってるのか自分でもわからなくなって、できたものをガサっと皿に盛り
「食べたら一緒。」
と開き直る。
「これは何?」
なんて、こっちが聞きたいくらいだ。
何を作ったか見失うわたしの救世主になるnoteの記事に出会った。
見るからに美味しそうな写真。
写真に惹かれたのもあるが、そのタイトルに惹かれた。
謎めし。
まさに、わたしが作る料理ではないか。
この言葉を目にした時、わたしの目からコンタクトが落ちた。(いいえそれはウロコです)
真美さんの記事をいくつか読むと、するめいかを買って自家製烏賊の塩辛を作ったり、黒豆を圧力鍋で煮たりもされるので、切って焼くしか能のないわたしにはもう尊敬しかない。
なのに、謎めし。だなんて。
いえいえ、謎は解けためし。を名乗ってもいいと思います。
これからは堂々と、
「謎めしです」
と、自分の作った料理を出そうと思う。
そんなわたしだが、得意な料理がある。
オーブン料理。
切って、焼く。しかも、数十分放置可能。
ズボラ料理人にはオススメだ。
ちなみに鍋でご飯を炊くのも得意です。
米も水ももちろんAlways 目分量。
白いご飯さえあればなんとかなるよね。🍚