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牛乳を注いでいた女の話

飲んだ後の牛乳パックはちゃんとリサイクルに出している。
飲み終えたら洗って、干して、乾いたら空の牛乳パックをためておく紙袋に入れる。
牛乳パックは展開図のように開いてからリサイクルに出さなければいけない。
ハサミを使って、ジョキジョキと牛乳パックの辺に沿って切っていく。
そこそこ力のいる地味な作業だ。

優等生の模範解答。

残念ながらわたしはズボラ界の住人なので、その作業が超絶にめんどくさい。
ズボラ人間がすることといえば、そう。
立体のままの牛乳パックを紙袋に入れる。だ。

悪夢の始まり。

立体のままの牛乳パックは嵩張る。
残念ながら紙袋には容量があるので、立体パックは6つほどでいっぱいになる。
そこでズボラ人間がすることといえば、そう。
上に積む。だ。

ジェンガですか?

紙袋の口からはみ出す高さになると積む作業は難易度を増す。
ちなみに紙袋を置いてある場所はそのすぐ後ろが壁になっている。
なので紙袋の口からはみ出しても、バランスよく積めば後ろの壁の助けもあって崩れない。
その絶妙なバランスを見ながら積んでいく。
が、残念なことにその日はやってくる。

塔の崩壊。

いつものわたしならここで引き出しからハサミを取り出すのだが、最近は裏技を覚えた。
手で開く。だ。
ズボラ人間は、引き出しからハサミを取り出す→ハサミでパックを切り開く。のツーアクションがめんどくさいのだ。
やったことのある人ならわかるだろうが、パックの糊付けされている部分からだと手でも開けられることに気付いた。
意気揚々と手でパックを開いていく。
「早い早い!ハサミで切り開いてる真人間よりも断然早い!」の実況を聞きながら開いていく。(幻聴です)
が、そこはズボラ人間。
リサイクルする時はどうせ牛乳パックを水に浸してぶよぶよにして溶かすんでしょ。と薄々気付いてるので、開き方がだんだん雑になる。

合格点。
右上がマイナス5点。
おっと、どうした?
何か嫌なことでもあった?
雑にもほどがありませんか?

こんなどうでもいいことに800字以上使うなんて、
#どうかしているとしか

iPhoneのメモアプリでお絵描きしながら、つい、なんのはなしやねん!っておのれにツッコミ入れたよねー。
#なんのはなしですか

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