#016 本屋はじめました 【十和田市秋まつり&焼山支店オープン】 TSUNDOKU BOOKS
あしたから10月です。この記事を投稿する時間にはすっかりあしたになっていることでしょう。9月はまたたく間に駆けぬけていきました。Thank you, september!とお礼をいいたいほどに充実した1ヶ月、うれしいトピックスは大きくふたつ。
◉十和田市秋まつり
TSUNDOKU BOOKS のある商店街は、十和田市秋まつりの初日&最終日のメインストリート。今年は、お店の前でたくさんの山車とお囃子、催しものを楽しむことができました。本屋も前倒しでオープン。お囃子を聴きながら、本を選んでもらうのもまたいとをかし。おまつり限定の特別ドリンク&おつまみもたくさんお求めいただき、ありがとうございました。
十和田って子どもや若者がたくさんいるんですね。それを目の当たりにして、未来がたのしみになりましたし、商店街に本屋を開いてよかったなと思いました。いつか、ここで振る舞い酒ができるくらい、地域に根付いた本屋になれたらいいな、と思います。来年はまたパワーアップして、沿道から声援を送りたいと思います。
◉ CHUNDOKU BOOKS オープン
TSUNDOKU BOOKS になんと焼山支店ができました!
その名も『CHUNDOKU BOOKS(チュンドクブックス)』
場所は、奥入瀬渓流の玄関にあたる焼山エリアにあるカフェ&ギャラリーショップ「鳥曇(とりぐもり」 さんの中です。
手づくりの野鳥の彫刻や日々を穏やかに彩る生活雑貨、作家さんによる焼きものなどが並ぶ、鳥曇のすてきな空間に古材を使ってこしらえてもらった本棚には、TSUNDOKU店主によるおすすめ本5冊に加え、鳥はもちろん読書も大好きなオーナー夫妻(会鳥のかなこさん&社鳥のすずめさん)に1冊ずつリコメンドいただき、毎月16日に計7冊の本を追加していく予定です。
TSUNDOKU BOOKS に毎月通ってくださる鳥曇さんにある日、「月の後半はわたしたちが担当しましょうか?」と提案していただいたときは、それはそれはとってもうれしく。こんなに本が好きなおふたりならば、鳥曇さんの心地よい空間なら、TSUNDOKU BOOKS の本たちもきっとうれしいだろう、と思ったのです。
CHUNDOKU というチャーミングでありながらも、この展開を象徴するようなネーミングがまた背中をグイッと押してくれました!
そしてすぐにTSUNDOKU BOOKS のロゴをつくってくれたデザイナーさんにお願いし、本を運ぶとりと、2羽のすずめをあしらったロゴを制作。「この取り組みが市街地と焼山、そして奥入瀬渓流〜十和田湖をつなぐ、ひとつのきっかけになれたらいいね」と話しています。
TSUNDOKU BOOKS が営業している月の前半ももちろん、焼山支店・CHUNDOKU BOOKSはやっています。なお、オープン時間および定休日は、鳥曇さんに準じます。足を運ばれる際は、鳥曇さんのInstagramで最新情報をチェックしてくださいね。
さて、話は変わって、9月29日(日)は八戸ブックフェスへ行ってきました。このイベントが本当にすばらしかった。とても楽しかったです。
すでにお取引している出版社さんも多数いらしていてごあいさつを。そして、ずっと気になっていた出版社さんにもごあいさつを。いくつかの出版社さんとこれを機に新しくお付き合いがはじまる予感です。実際に本を見て、作っている方と話をして、お取引がはじまるのはとても健やかな展開だと思っています。
最近、TSUNDOKU BOOKS もお取り扱いを希望してくださる作家さんや出版社さんから直接、ご連絡をいただくことが増えてきました。
できれば、実際にお店に来ていただいて「ここに自分が手がけた本を置きたい!」と思ったかたにお声がけいただきたい、というのがこれまでの本音ではありました。ただ、ここは青森県十和田市。難しいことなのは重々承知です。
TSUNDOKU BOOKS は現時点で99.9%を買切で販売しています(一部ZINEを除く)。一度入荷した本を大事にご紹介していくためにも、これからTSUNDOKU BOOKS のスタンスを固めなくては、と考えています。お待たせしているみなさま、順番にご返事しておりますので、今しばらくお時間をいただけますとさいわいです。
よりよい本屋になれるよう、少しずつ改善していきますね。かたつむりのような歩みですが、どうか、キリンのように首を長くして見守っていただけるとうれしいです。
それでは、10月も1日から15日まで、毎日15時より元気に営業です。風邪をひかないように気をつけねば。みなさんもご自愛ください。そして、どうぞ気軽にお立ち寄りのほど、よろしくおねがいします📚
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