#010 本屋はじめます 【ロゴが決まりました!】 TSUNDOKU BOOKS
祝。ロゴが決まりました!
Instagramのアイコンはしれっと変更しておりましたが、改めて。このロゴとともに2024年春の船出をめざしています。
「このマークはなんだろう?」気がついたひとはいるでしょうか。そうなんです。お店の顔の部分が、そのままロゴになっているのです!
凸凹した不思議な形は、既存の建物を活かしたものではあるけれど、右からくるひとにも、左からくるひとにも、そして真正面からくるひとにも、角度がちがっても、視点がちがっても、ひらかれた場所であることを伝えるにはぴったりだと考えていました。
そのファサード(外観)を「ゲート」と捉え、友人がつくってくれたロゴなんです。
最初は「本」をモチーフにしたロゴを考えていました。ズバリ、本が高く積まれている「積読」のイメージで、すでに春先にはカッコいいロゴができていました。
でも、どこかしっくりこない。これでいいのだろうか。悩んだあと、もう一度練り直してもらいました。
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TSUNDOKU BOOKSは、本屋であり、空間である。いま、作っているのは「場」
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再提案に添えられたメモを見たとき、ストンと腹落ちし、わたし自身の迷いもすっと晴れた気がしました。
「本を読む」というのは、わたしにとってまさに「旅」に似た感覚。知識が増える、新しい価値観に出会える。それは見知らぬ世界への入り口。空港みたいな場所。まさにポジティブなゲート。すごくいい!
『TSUNDOKU BOOKS』の店名には、ズバリ「積読こそ、愛せよ」という大前提が込められています。
わたしの好きな本に「翻訳できない世界のことば」という一冊があります。そのなかで「積読」 はJAPAN代表の「大いなる遺産」として紹介されています。この解釈、たいへん好き(笑)
これからどんなにがんばっても、この目で見たいもの、感じたい空気、踏みしめたい地をすべてまわるのは不可能。わたしはまちがいなく志なかばで一生を終えていくんだろうけれど、本が補ってくれる可能性はとてつもなく大きい。だから、読みたいと思う本に出会えるのは、それだけで十分幸せなことだと思っております。
くぐってもゲート、くぐらなくてもゲート。それがわたしの自由であなたの自由、そういえる今日を生きられるのは、決してあたりまえのことではないけれど、国と国とを繋ぐハブである空港のように、本を媒介としてひととひとを繋ぐ場にできたらいいなと思っています。
そして!
ようやく事業資金も調達することができました😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
この2ヶ月「前例がないので」の言葉に何度、憤ったことでしょう。それでも、たくさんのひとの力を借りてなんとかここまで。本当にありがとうございます!
これまでも、もちろんこれからも、今まで誰もやってないからという理由を「ならば、しょうがないですね」と簡単に受け入れられるわたしには、どうしたってなれそうにないです。それでも通したいならば、もっともっと学び、知を重んじ、法を持って向かうしかない、そんな深い学びがありながらのスタートラインです。
新しいことをはじめるのは、ほんとうに胆力が必要。何もやらなければ、めんどくさいことからも逃げられる。動かなければ、穏やかでいられる。それがわかっているのにやるのは、人生は一度しかないから、という一点に尽きるような気がします。できるからやるんじゃなくて、できないからやれるようになりたい、という気持ち、不思議と歳を重ねるごとに強くなっていきます。
お店の工事も近々スタートします。商店街のみなさんにも、ご近所のみなさんにも、まだまだ全員にごあいさつできておらず恐縮ですが、温かく見守ってくださるとうれしいです。
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