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#007 本屋はじめます 【みなさんのおかげです】 TSUNDOKU BOOKS

現在、東京にある自宅と地元・十和田市をいったりきたりしながら、準備をしています。

7月の最終週は、十和田に滞在していました。

おとなり岩手県の銘菓・かもめの玉子!
の、かもたまパンを発見!

この1週間は、通常の仕事を並行しながら、いろいろなことをコツコツ前進させた実感があり、ちょっぴりほっとしているところ。

わたしは県のインキューベーションマネージャー(IM)さんに創業支援の相談をしています。今回は、急な申し出にも関わらず、滞在中に2度も時間をつくってくださいました。

もし、この先、何かを始めたいと思っている方がいたら(すでに経営をしていらっしゃる方は別ですが)、専門家の話を聞くことをおすすめします。自分のプランに対し、プロがなんというのか?  そこは確実に聞いておくべきだとわたしは考えています。

もちろん、相性も大いにあると思うので、話した上で判断するのは自分。わたしの場合は、自分が思っていない角度から、自分じゃ設定しないだろう高めの目標値を示してもらえることを、本当にありがたいと感じています。とっても勉強になっています。青森だけではなく、こういう窓口はどこの自治体も設けていると思うので、気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね。

そして!

ご近所になる14-54 さんにも、ようやくご挨拶できました! 14-54の建物って、もともと本屋さんだったんですよね。久保田本店さん!

14-54さんと話している最中にやってきたオニヤンマ。
街だけどのんびりとしたいいところです

昼間は、ピッツェアリアb l o o mさんのおいしいご飯が食べられたり、中のインテリアもとてもおしゃれで、開かれたコミュニティスペースとして十和田市に根付いています。ほかにも、いろいろとご縁を感じる14-54さんが近くにあることは「うれしい!」以外の感情はありません。これからどうぞどうぞよろしくお願いいたします。

今回の帰省では、物件のまわりを草取りもしました。兄、そして母に協力してもらって。なんだか息ぴったりのふたりでした。いつもありがとう。

炎天下の中、おつかれさま。ありがとうありがとう。

この壁、この蔦の感じに惹かれたのも、この物件を選んだ大きな大きな理由のひとつ。けれど、調べれば調べるほど、建物にとってはあまりよろしくないみたいで。

銀行の担当者さんが写真を見て「この蔦、なつかしいなぁ」としみじみされているのを目の当たりにし、そういう風景はできるだけ残していきたいのだよなぁ、と改めて思ったりしていたところ、受講している『LIVE DESIGN School』で原研哉さんの特別講義があり「authenticity(オーセンティシティ)」という言葉を知りました。

解釈がいろいろできる言葉ではあるけれど、今のわたしにとって運命的に出会った考え方のように思えました。「authenticity(オーセンティシティ)」興味があるかたは、ぜひ調べてみてください。蔦を残す方向で場所をつくっていきたいな。お知り合いに蔦職人がいらっしゃる方がいたら、ぜひ教えてください。青森にいないかなー?

さて、設計のほうもコツコツと。

細かいところを詰めはじめ、妙にたのしくなってきてしまいまして、細々と調整のお願いを。その場で図面に落とし込んでくれる横濱さんをパチリ。

その場でパパッと。
どの道も「プロ」ってかっこいいですよね。

白いタイルを使いたくて、ショールームに足を運んだり、取り寄せてもらったり。タイルだけ見て決めた白でしたが、打ち合わせしていた事務所にある洗面器がわたしが選んだものと同じとわかり、くみあわせてみたら... え! さっき却下したタイルのほうが断然、相性いいじゃん!

どう組み合わせるか、のほうがずっと大事。

こうやって、ひとつひとつ、物事を決めるプロセスで、いろいろな人の声がきこえて背中を押してくれます。

「白って200色あんねん」

ショールームにいるときも、サンプルみてるときも、このときばかりはマジでアンミカさんの声がしました。いやー、ほんまやわ。こりゃ、200色あるわ。

プロジェクトの軸がブレぬよう誘導してくださる代表の渡部さん、そして「わたしもそれ、かわいいと思いますー!」と、いつもやさしく背中を押してくれる横濱さん、すばらしいバランスで進めてくださるので本当にたのもしく、そして心地よく。

先日、法人化されて『株式会社WAA』となったおふたり。
祝! ますますのご活躍をお祈りしています。
いつもありがとうございます!

こうして本格的にたくさんのひとの力を借りはじめました。いまのところ、わたしがたのしくやれているのは、関わってくれるみなさん、応援してくれるみなさんのおかげです。息切れしないようにたのしまねばー!


そして最後に。
TSUNDOKU BOOKSの2階は……..

宿にします!

じつは本屋よりもうーんと前から考えていたこと。地元を拠点にするならば、最も挑戦したいことでもありました。

消防署や保健所、市役所(場合によっては合同庁舎)さまざまな機関に確認をしたりしてもらったり、補助金や助成金の相談もしながら、ようやく実現が見えてきたので、やりきるぞ、という意味も込めて宣言することにしました。

道半ば、てんやわんやな日々ですが、つぎは宿の話をしようと思っています。どんな宿になるのか、お伝えしていきます。


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