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#013 本屋はじめます 【祝・引き渡し】 TSUNDOKU BOOKS
ついに改修が完了しました!
ちょうど10日ほど前に「引き渡し」が行われました。当日は、設計士さんと工務店さんはもちろんのこと、電気屋さん、ガス屋さん、水道屋さんがいらっしゃって順番に機器の説明をしてくださいました。
はじめての「水抜き(水道管が凍らないようにすること)」も体験し、いよいよ感が!(我ながら「そこですか」とは思うけれど、こういうリアルな作業で真実味が増します。笑)
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ここまでくる間、本当にたくさんの職人さんにご協力いただきました。把握している限り、書き残しておきたいです。
まず本屋の要、本棚は大工さんが制作してくださいました。
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「大工の仕事はおもしろいよ。なんでもつくるんだから」と大工さん。本当にその通りである。あと、自分の仕事をおもしろがってる人は無条件で好きである。
こうしてこしらえてくれている本棚にどうやって本を並べようか、見学に行くたびに妄想していました。
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個人的に惹かれたのは、塗装屋さんの仕事で、壁に下地や色を塗ったり、クロスを貼ったり。とにかく動きがかっこよい。音もいい。ずっと見ていたい。その昔、ケーキのナッペをしていたこともあるわたし(ナッペ:スポンジケーキなどにクリームを塗ること)、この作業、そしてこの動きには、わくわくしかしません。
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キッチンには念願のタイル。タイルを貼るところも見たい仕事のひとつだったけれど、タイミングが合わず。いつか、自分でもタイル貼りに挑戦したいものである。
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お店の顔・エントランスを塗装をしてもらう前には「どの緑にする?」の会議をしましたよー!
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建具付近の細かい塗り分けは大変だっただろうなぁ、と思います。それはきっと経験値あればこその仕上がり。ベストを尽くしていただき、ありがとうございました!
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エントランスの大きな窓にガラスを入れてくれたのは建具屋さん。大人が力を合わせても、めちゃくちゃ重たそう。
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数日後、建具とガラスの間をパテのようなものでていねいに埋めてくれていました。時間が経って木が膨張してきたとき、すき間ができないように埋めるのだそう。
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プロのあいだでは当たり前なのかもしれないけれど、という仕事はたくさんあるのだと思う。わたしもそういう仕事がちゃんとできてるだろうか、と思ったりしながら、いつも改修工事を眺めていました。
ドアを制作してくれているのも建具屋さん。わたしはかわいドアが大好きで、旅に出かけてもいいドアを見つけると、写真に残したくなるほど。
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今回のリノベーションでも最後の最後まで迷ったのがこの部分のドア。できたものを購入するプランもありましたが、最終的に制作してもらうことに。
裏口なので、本屋へ来てくれるみなさんは使わないドアですが、旧4号線からしっかり見えるからこそ、ちょっとだけこだわりたかったし、なによりも築55年のレトロな建物になじむデザインにしたかったんです。とてもいいドアが爆誕しました。年月を重ねてますます味のあるドアに育ってほしい。
そしてシャワー室が入り、エアコンがつき、乾燥機が設置され、電気が灯り。
解体から2ヶ月半、特にラスト2週間はすさまじい展開であっという間に完成しました。
というわけで!
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3月中のプレオープン、5月1日のグランドオープンを予告して、しばらく準備に専念します。
プレオープンの日程はひっそりと直前にお知らせすると思いますので各種SNS(Instagram、X(Twitter)、Threads)をチェックしてくださるとうれしいです。
ちなみにTSUNDOKU BOOKSは「15時オープン」の本屋になる予定です。営業日も最初は月の半分くらい。ひたすらマイペースにはじめますので、みなさん、どうかお見知りおきのほどよろしくおねがいします。それでは、準備をがんばりますっ!
▼このnoteは Instagramの内容に加筆修正を加え、まとめて公開しています。前回の記事はこちら!
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