#011 本屋はじめます 【着工】 TSUNDOKU BOOKS
2023年12月2日(土)
ついについに解体がはじまりました!
ちゃんとした場所を公表していなかったのですが、青森県十和田市の商店街にある14-54さんと橋場不動産さんの並びの建物(十和田市稲生町14-52)です。もともとは服屋やSONYが入っていたそう。旧4号線をはさみ、真向かいはマクドナルド!
エントランス以外、外壁はほとんど手を加えない予定なので見た目はあまり変わりませんが、中はずいぶん変化が。すでにめちゃくちゃおもしろい! 少しずつここに記録していきます。
これは第一回現場打ち合わせの様子。
工務店の今泉さん、WAAの渡部さん、横濱さんのほか、現場には大工さんたち、水道屋さん、電気屋さんが大集合していました。
たくさんの人が関わって現場は成り立つし、その向こう側に顔は見えないけれど、さらにひとがいる。わかっていたつもりでも改めて気を引き締める。そりゃあ、予算も必要。だって、これだけのひとが動くのですから。
いい場所になったね、と現場のみなさんにも思ってもらいたいし、今一度、予算調整をしつつ、現実的にしっかり売り上げるプランを練り直さねば!
大工さんたちが仕事をしながら、むかしの商店街の話をたくさん教えてくれました。
「十和田の街に映画館が4つも5つもあったとてもいい時代から、ここもあった建物なんだよね」
と、しみじみと。当時を知るひとたちにリノベーションしてもらえるのは、なんだかすごくうれしいなと思います。
最近、歳を重ねることについて、考える場面が多いんですよね。この55歳の相棒(建物のことね)とともにわたしも下を向かずにエイジングしていきたいと思います。
さてさて、今は主にゲストハウスになる予定の2階を作業してもらっています。
この物件の、この陽当たりが気に入ったんです。窓際はキッチンに、朝コーヒーを淹れるのがうれしくなるキッチンにしますよー!
リノベーションは壊してみないとわからないことばかりだそうです。天井の裏にまた天井があったり、スペースをつくろうと思っているところに大事な柱があったり。
今回は構造をそのままに「改修」してもらう形をとっています。新しい建物をゼロから作るでもなく、スペックを新しい建物に近づけるでもなく、有形を活かして何ができるのか。
これはまさに編集作業と同じなので、我ながら、らしさ満点な店づくりだなーと思ってきました。どちらもすごく大変だけど、ものすごくたのしい。がんばります。
どなたが阪神ファンだったのかなー?
ふふふ。こういうのがたのしいのです。
さて、もうすぐクリスマスなので、アイコンをクリスマスカラー(赤)にしてみました。浮かれている12月の街の様子ってきらいじゃないんです。わたしもちょっとだけ浮かれてみます。
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