
【観葉植物】冬場の管理方法
室内で観葉植物を育てていると、特に冬に枯らしてしまうことが多いですよね。理由は、多くの観葉植物が寒さに弱いためです。
お店で売られている観葉植物にはタグが付いており、その裏側に耐えられる温度が記載されていることが多いです。
ほとんどの観葉植物は10度以下の環境に適応していません。
これは、観葉植物の多くが熱帯地方原産だからです。
部屋を常に暖房している場合は問題ありませんが、
そうでない場合は工夫が必要です。
そこで、100種類近くの植物を育ててきた筆者の経験をもとに、
実際に試している冬場の管理方法をご紹介します。
使用しているアイテムも紹介しますので
少しでも参考になる事があれば嬉しいです。
1. 毎日のお世話は葉水メインで
冬は空気が乾燥しがちなので、葉水(葉に霧吹きで水を与えること)を
朝に行うようにしています。葉水をすることで湿度を補いながら、
植物の健康状態をチェックできます。一石二鳥ですね✨
多肉植物やサボテン系の植物は葉水の頻度を控えめに。
イモ系の観葉植物(モンステラ・ポトス・アンスリウム・アロカシア等)
は毎日葉水していいと思います葉水は細かいミストの出るスプレーが保湿しやすいのでおすすめです
見た目もおしゃれで使いやすいです。(明るいところで放置するとノズルに藻が発生するので注意)
2. 鉢への水やりのタイミング
鉢の表面の土が完全に乾いてから水を与えています。
水やりの頻度は植物の種類や大きさによって異なります。
水を多く必要とする植物(葉が大きい・葉の数が多い・葉が薄い)
→水やり頻度高め水が少なくても大丈夫な植物(葉が小さい・葉の数が少ない・葉が厚い)→水やり頻度低め
また、土の表面にバークや水苔を敷くと、保温性・保湿性がアップ
乾燥が苦手な植物には特に効果的です。
私は水苔をカラテアやドマカズラに使用しています。

※100均で売られている水苔はゴミやクズカスが多く品質が悪いのでおすすめしません。
また、鉢受け皿が湿っている場合は、土の中もまだ十分に湿っているため、水やりを控えましょう。
3. 植物用ライトを活用する
冬は日照時間が短く、曇りや雨の日が多くなります。
植物用ライトを使って、日照不足を補いましょう。
もちろん晴れて暖かい日は窓辺に移し、ひなたぼっこさせます。
(ただし直射日光はNG)
ブラックボディがかっこいい。アガベとかで使うと良さそう。
↑私が使ってるのはこれです。もう4年も使ってますが故障なし
天井から垂らすのにペンダントライトのコードを使ってます。
安価でデザインがおしゃれ。

4. 枯れた葉はカットしよう
葉先だけなら葉先だけハサミでカットしましょう。
植物は枯れてしまっても栄養を届けようとするので枯れた葉を残したまま放置するとだんだんと弱っていきます。
またカットすることで、新たな出芽と伸長を促し、再生しやすくなります。
大きめの植物でない限り刃先の先端が細い園芸用ハサミがおすすめです。
入り組んだ所をカットしたりするのに便利です。
逆に先端が太い園芸用のハサミは茎を切るときに植物を傷めにくいので、
切り戻しやフラワーアレンジメントや生花に向いてます

5. 気温と気温差に注意する
寒さ対策として暖房器具の近くに置くのは避けたほうがいいです。
暖房を消した後の急な温度変化が植物を弱らせます。
人間も急に寒い場所に行って薄着で居ると体調を崩すのと同じです。
寒気の影響で特に寒い日は植物を一箇所にまとめたり、
ヒーターマットを鉢の下に敷いたり囲ったりしています。
USBタイプは消費電力が低くおすすめです。
ほんのりと温かいです。

6. 寒さに強い観葉植物を育てる
そもそも寒さに強い種類を選ぶのも一つの方法です
実際に育ててみて、特に丈夫だったものを紹介します
シェフレラ:とにかく丈夫で管理が楽。
オリズルラン:葉水がメイン。水やりは月1回程度
シェフレラの次に強いと思う。アガベ:水やりは月1回、強めの光が必要
ヒメモンステラ:葉水がメイン。水やりは月1~2回程度
フィカス・アルテシマ:葉水がメイン。水やりは月1回程度
アイビー:意外と強い光を好む。水やりは月1~2回
ユッカ:たまに葉水。水やりは月1回、強めの光が必要
春以降は生育期になるため、水やりの頻度を増やしましょう
丈夫と言われてるけど意外と難しかった植物
サンスベリア:冬は水をほぼ不要と言われるが、
気づいたら枯れていることも。エアプランツ:放置してて良いとして100均にも沢山売られてますが
放置してたら枯れます。葉水タイミング難しい。グリーンネックレス:冬場は放置気味で良いとされてるけど、
急に体調崩して一気に枯れてしまう(毎冬)
冬場は観葉植物にとって試練の季節ですが、工夫することで枯らさず
育てることができます。ぜひ試してみてくださいね。
それでは次の記事で👋
下にある♡(いいね)を押して頂けるととても嬉しいです
心の支えと今後のモチベに繋がります(*'ω'*)