『世界を獲れる起業家になりたい』
『せっかく起業家人生を歩むなら、世界を獲れる起業家になりたい』
そう本気で思えるようになった年末年始だった。
年末年始の休みと呼ばれる時間は一応1週間強くらいはあった。今の段階で仕事納めなんて言ってられないけど、基本的な打ち合わせがなくなったのが、12月27日~1月3日だった。
なんか一瞬で終わっちゃったなと思いつつ、かなり濃い1週間だった。
各出来事とそこでの気づきや学びを共有していこうと思う。
1)鈴木おさむさんの飲み会
元放送作家でスタートアップファクトリーを運営されている鈴木おさむさんが投資されている若手起業家やその周辺の起業家の集まる忘年会に参加させてもらった。(山口県に帰省して、飛行機で5万円掛けて1晩だけ東京に行くという謎の一般的にいくと理解出来ない行動。笑)
ここでは兎に角刺激をもらった。同世代、なんなら"年齢だけでいくと"歳下の起業家が資金調達したり、東京の最前線で事業をゴリゴリ進めている。LDHに所属する同じ年の方が最近武道館を埋めた話を聞いたり。まだまだ甘いな、もっと挑戦していきたいと思った。
2)バングラデシュの先生との話
高専時代の研究室の先生の家で飲み会をしようという話から、高専で働くバングラデシュ人の先生が急遽参戦することに。卒業後に入った先生だったので、初対面だった。
話をする中で、バングラデシュと日本企業の架け橋になる事業を作れないか?という話になった。そこで、起業家人財についての話を聞いた。バングラデシュ人が日本でビザを取るには2つ選択肢がある。
1つ目が
「雇って貰える企業に就労ビザで1年間入国する」
もう1つが
「500万円の資本金を持って(or 日本人を2人採用)、3ヶ月の短期ビザで入国して会社を設立する」
バングラデシュの方が日本で起業するには、500万円を用意するというハードルがある。若手の意欲的な人財にはハードルが高い。これを起業家人財採用の仕組みを活用して、スピンアウトまでをパッケージにすれば事業になるのでは?そして、対日本だけに限らずグローバルな事業として展開できるかも?と思った。
3)レペゼンフォックスの動画
起業するキッカケにもなっていた(旧)レペゼン地球のDJ社長の最新の曲で色々問題はあったけど、世界一を取るという発表をみた。
この1年間の活動を1ファンとして、見ていたけど、正直DJ社長も諦めたのかなとも思った時はあったけど、やっぱさすがだなと思った。
それとともに、自分もせっかく起業家するなら世界でやりたくない?と感じ始めた。
4)欅坂46 『サイレントマジョリティ』
友達と行ったカラオケで、なんとなく、サイレントマジョリティを入れた。昔からいい歌詞だと思っていたけど、めっちゃ響いた。
『君は君らしく生きていく自由があるんだ 大人たちに支配されるな 初めから そう諦めてしまったら 僕らはなんのために生まれたのか』
どこかで、世界規模で事業なんて自分にはできないと諦めてたんだろうと思った。文化や言語は違うけど、同じ人の集まりでしかない。県や市などエリアが違うのとマクロで考えると違いない。
どうせなら、どこかで諦めてた自分を取っ払って世界を獲りにいく起業家でありたい。
5)親との車や仕事の話
なんだかんだ、帰る度に仕事の話や帰り車で帰省した話をすると、親から結局何してるんだ?とか質問攻めされたり、車の運転を指摘されたり、一瞬めんどくさい!って思ってしまう。
ただ、振り返ってみて相手の立場になって考えたり、状況を俯瞰的にみると、結論愛されてるんだなぁって感じる。正味、普通に考えて心配だよね。言葉も話せない頃から見ている子供が、やることなんて全部心配なるし、心配になるのも極論不幸になって欲しくないということだろう。
おばあちゃん家でご飯を食べている時にみんなの前で話したけど、5年前に『最後は自分の人生だから自分で決めな』と大学編入を許してくれた(仕送りなど含め)ことに感謝だなって。恵まれてたなって思ってる。
6)おじいちゃんとの話
愛知に戻る当日におじいちゃんの家に行った。軽くお土産渡して帰ろうと思った。これまでみんなで旅行行ったり、ご飯に行くことはあったけど、真面目に1対1で長時間話したことはなかった。
せっかくだから、話を聞いてみようと思った。正直期待を遥かに覆させられる話を聞けた。全然知らなかった過去の話、人生を振り返っての想い、聞けて胸アツだった。
まさかの一時期ホームレス生活をしていた話や就職で関東に行っていた話、夜逃げ的に山口に帰ってきた話、奥さん(自分からするとおばあちゃん)が亡くなった時の話、波乱万丈な物語だった。
「結果全て大変なことは自分のわがままだったけど、今となっては全て良かったと思っている」と聞いて、80代になってそう言えてる人生って最高だなって思った。早くして奥さんを亡くして、持病も長く持ってて、大変そうだなって思う時もあったけど、幸せなんだろうなって思った。
なんか有名人とかって自伝本を出したりするけど、実は身近な人の人生ってドラマにすると魅力的かつ学びが多いんじゃないかなと思った。
いつか
『どこかの誰かの人生ドラマ集』
って言う短編集の本を書きたいなと思った。(笑)
『どんな人生のドラマを作るかは自分次第』と言われて、改めて自分の人生は最高のドラマを作りたいと思った。長く生きてる人の言葉の重みって違うなって思った。
やっぱり世界を獲りたい
一度きりの人生だし、諦めなんて持たずに1番最高点と思えるところまでいきたい。せっかく起業家するなら、世界の基盤になる事業を作りたい。正直今は知識も経験もまだまだの学生起業の弱小スタートアップだけど、今がどんなに小さくても、信念があれば必ず実現できると思ってる。
Live a life you will remember
(会社名 Liremの由来)
〜記憶に残る人生を送れ〜