「祝祭の呪物展」写真をnoteで供養する
先日、「祝祭の呪物展」に行ってきました
このnoteは
そこで数々の呪物写真を撮影しておきながら
なんとなくいつまでもiPhoneの中に
呪物の写真を保存しておくのが嫌だった私の
呪物写真置き場(供養場)&ライトレポです
なので
ここに全てを吐き出したら
iPhoneから呪物写真は即削除!!
「祝祭の呪物展」とは?
こんなところでカミングアウトしてしまうけれど
私は怪談ジャンキーです(誰得?)
私がYouTubeで登録している
チャンネルの9割が
怪談師さんやオカルト、都市伝説
心霊系(残り1割は健康情報🥹)で
朝から晩まで怪談を聞きまくっていて
怪談を聞かない日がないくらいなのですが
その推しチャンネルの中でも
呪物を使命と衝動のままに集めまくっている
尊敬するクレイジーなお二人
オカルトコレクター・田中俊之さん
都市ボーイズ・はやせやすひろさんの
個人呪物コレクションを
文様作家のApsu Shuseiさん&アシタノホラーさんが
なんかとてもお洒落な感じの空間をつくって
見せて下さる呪物展示の祭場なのでございます
(※個人の見解です)
東京会場はBnA_WALLという
これまたおしゃれの巣窟みたいな
異次元ホテルの地下で
連日の大盛況大行列で会期が延長された
おかげさまで
私は延長期間中の平日オープン直後に
伺うことが出来ました
特級呪物「二体」がお出迎え
入り口でお出迎えしてくれたのは
可愛がると死んでしまう人形
チャーミーちゃん(右)と
持っている人の耳がダメになってしまう
猫ちゃん(左)
どちらも私がYouTube越しに何度となく
見ていた特級呪物なので大感動
(真顔でガン見)
呪物として実績のあるこの大物二体に
エンカウントすれば
いくら霊感ゼロの私でも何かしら
感じたりするんじゃないかしら?と
思っていたのですが…
私「かっ……かわいい…え?
かわいい…」
という言葉しか出てこない
貧困ボキャブラリー……
私には呪物というより
誰かに愛されてそれなりに満たされてる
可愛らしいお人形二体に見えました
(霊感ゼロがお分かり頂けただろうか?)
チャーミーちゃんは
憂いを帯びたたおやかな表情だし
猫ちゃんは「ウエーイ!」みたいな
ノリノリはしゃぎっ子にしか見えない…
もっと禍々しいと思っていたのに
かわいい…だと……?
わかってた、霊感ゼロだってことは
だから少しでもそんな世界に触れたくて
私は心霊やオカルトが大好きなんだな…🫠
多分
私の心の琴線に触れた呪物達
さてここからが本番
私の呪物写真の供養場です😤
霊感も霊障も今のところないけれど
手元には置いておきたくない
複雑な乙女心も一緒にここで供養していきます
展示会場に所狭しと飾られた数々の呪物には
それぞれに小さな説明テキストの
プレートがついており
その呪物にまつわる物語を垣間見ることが
出来ました
以下は私の心の琴線に触れたと思われる
(無心に撮ってたので)
呪物の写真です
呪物は「芸術品」
数々の呪物を間近で見て
つくづく思ったのは
「ああ呪物って文化的な価値のある
芸術品なんだわ…」
ということ
呪物それぞれが持っている物語は
禍々しく重いものから軽いものまで
様々でしたが
とにかく物理として「美しい」し情緒がある
ディテールにはそれを作りだした人達の
美意識が随所に感じられるのです
コレクター田中さんのおっしゃっている
「呪物はかっこいい」
はまさにそれで
確かに「かっこいい」のです
呪物は「祈り」の投射物
そして、一つ一つの呪物には
それぞれの人の「祈り」があるのだと
痛感しました
それが人を貶めようとするものだろうと
誰かの幸せを願うものであろうと
膝をついて両手を重ね合わせ
「呪物」を媒介に「祈り」
意識と念を増幅し強化し投射し
放射しているような、そんなイメージ
隣村の誰かを呪う本は
自分達の村人を救う為の「祈り」だろうし
大きく開口した神楽面は
外から来るモノから内に居るものを
守る「祈り」なのですよね
いずれにせよ人々の切実な「祈り」が
呪物のディテールの一つ一つに
内包、表出しているのを
ごく間近に見ることの出来る
素晴らしい体験となりました
ひょっとして呪いの障り?
呪物展の後は念の為、直接家に帰らず
呪物の纏うエネルギーを少しでも
薄めていくために
喫茶店で映えるティータイムを過ごす
という緩衝材をおいたのですが
自宅に戻って気がつきました…
両耳につけていたでかい虎ピアスの
片方がない!!
「今日は呪物展などという
少し危険な場所に行くのだから
私を守ってくれそうな強うそうな
虎のピアスをつけていこう
虎たちよ、私を守っておくれ🐅🐅」
そんな風に思って身につけていた
でかい虎ピアス
直径5センチはあるのでグッと耳に
引っかけていたら重さで取れようがないのです
(今まで取れかかったことすらありません)
そもそもこんな重くてでかいピアス
どこかで落としてしまったとしたら
同行していた友人も私もすぐに
気がつくはずなのですが
全く気づかず……
私の耳で双璧を成していた虎の内
一頭🐅が行方不明になってしまったのです。。
お守りの数珠が災いの身代わりに弾ける
なんてことを聞いたことがありますが
虎は何かと戦って私を守って
消えてしまったのかもしれません🥹
呪物展は物販がとにかく凄かった
ちなみに
呪物展では呪物もさることながら
実は「物販」がこれまたオシャレで
一つ一つのグッズが
しっかりとデザインされていて
購買意欲をそそるモノばかりでした
ほぼ物欲や物理に執着のない
(出来れば家にモノを増やしたくない)私が
つい買ってしまったほど…
私は展示期間の後半に参戦したために
物販の売り切れは多かったのですが
「アシタノホラーショップ」では
現在でも受注・予約などして
素敵なグッズが購入出来るそうです
呪物を模した「じゅぶぐるみ」とか…
センスが神がかっているのです
かわいすぎて素敵過ぎて
悩ましいものが沢山販売されてますので
しっかりショップを吟味して
お財布と相談されるのがよろしいかと
存じます(謎の立ち位置)
それでは
ここまでおつきあい頂き
ありがとうございました
これで晴れてiPhoneから呪物写真達を
削除できます!
追記: 見えない呪物
先日、無事会期終了した「呪物展」
その会期中に起きた出来事について
都市ボーイズのはやせさんが
YouTube動画をいくつかアップされていて
気がついたのですが……
実はこの呪物展
いわゆる霊能者の方や
霊感の強い方々もいらっしゃっていた
そうなのですが
「この呪物はきつい…!
黒すぎてその呪物周辺は通れない」
(※一番の呪物は呪物オーナーの
はやせさんでは?との見解も?)
とおっしゃっていた呪物には共通点が
あったらしいのです
その代表的最強呪物として挙げられていたのが
「絵画」
「鏡」
「木札」でした
では、私は現場でこの三つの呪物を
どう感じていたかというと
「あまり見れてない」でした
鏡だけは事前のYouTube動画で
しっかりその逸話を覚えていて
インパクトも強かったので
しっかり間近に見て、写真も撮影したのですが
例えば絵画は大変大きく、目立つ場所に
展示されていたのですが
私が通りがかった時にはたまたま
近くでじっくり見ている方が多く
「後でゆっくり見よう」と思って一度離れた後
なんとなく見る気にならないまま
側に見にいくこと自体を忘れてしまいました
木札においてはすぐ目の前に
あったはずなのに
「え?木札どこにあった?」と後で同行者に
確認したぐらい
あるのに視界から外れていました
人間の目って、みたいものを見る様に
出来て居るし、展示の妙もあり
他の沢山の呪物に目移りしていて
一部を見落とすということは当然
あることだと思うのですが
決して展示数が多すぎるということもなく
時間的にもゆっくりと見られていたはずなのに
一部の呪物はよく見られず
記憶から抜け落ちていたり
タイミングが悪かったり
存在が自分の視界から無い事に
なっていたりしたので
興味深いと思った次第です
波長が合わない、自分と相性の悪いものは
無意識にエンカウント出来なくなって
いるのかも…?なんて
オカルトチックに解釈してみたり
(となると…
唯一エンカウントしてしまった
鏡とうちの虎🐯は戦ってしまったのかな🥲)
なんにせよ
興味深い希有な体験が出来た一日と
なりました
呪物展関連「推しリンク」まとめ
少しでも興味を持って下さった方へ
私の推しリンクをまとめておいておきますね
ぜひ来訪してみて下さい(特にYouTube)
▶オカルトコレクター 田中俊之さん
脱力系天然オカルト人
Twitter
YouTube「不思議大百科」
YouTube「トシが行く」
▶都市ボーイズ はやせやすひろさん
存在が蠱毒。生ける呪物
Twitter
YouTube「都市ボーイズ」
YouTube「都市ミナティチャンネル」
▶アプスー・シュウセイさん
文様作家、前世は多分修験者
Twitter
▶祝祭の呪物展
主催「アシタノホラー」Twitter
アシタノホラーショップ