見出し画像

【色彩検定】2科目1か月の勉強で合格した話


なぜ受験しようと思ったのか

「デザインはセンスじゃない」

Webデザイン担当講師

ハロートレーニング(職業訓練校)でデザインの授業が行われ、IllustratorもPhotoshopも使ったことのない一般人から、とりあえず使える素人に成長しました!ぱちぱち。

デザインの授業に与えられた時間は1か月、授業は爆速で進みました。担当講師は最初の授業で「デザインはセンスじゃない。ロジックだ」と言いました。だから君たちもできる!と。

とは言え…
ロジックも知らなければ0か1の0なんですよ。
(爆速で読み進めたテキストの内容なんて頭に残るわけない。)

そういうわけで、色彩検定3級の受験を決めました。ついでにUC級も受けちゃえ!と軽い気持ちで申し込みました。
(読み飛ばした色の理論についてしっかりと学べました。)

余談:恐怖!「好きな〇〇を選びなさい」

子どもの頃、母とスーパーへ行き、衣料品コーナーで言われました。
「好きな服を選びなさい」
少し大きくなって、コスメコーナーで言われました。
「好きなアイシャドウとリップを選びなさい」

色に関心のなかった幼い私は「知らんがな!!!」と叫びたかったです。
マジで。

服の色や柄の組み合わせなんて分かんないよ…

未就学児にして、枕カバーはキキララのピンク色ではなくドラえもんの水色を選んだ私です。この子は男の子か?なんて言われました。時代ですね。
就職後も3年はジーパンとTシャツで通勤できたので、本当に色と柄(ファッション)に興味がありませんでした。
興味が出てきたのは、アラサーで転職して有名ファッション通販会社の方々とお仕事する機会に恵まれてからだと思います。それまでは、その通販会社のカタログからマネキン買いをしていたんですが、さすがにね…

コスメも何を選んだらいいのやら…

就職から3年目、同僚に言われました。
「今日、化粧濃くないですか?」
おニューのアイシャドウは、以後封印しました。

夏だったので、そのメーカーではオレンジ色と青色が推されていて、私はオレンジ色を買ったんです。
パーソナルカラー診断が流行して早数年経ちますが、オレンジ色が似合うのはイエローベースの肌色の人だと知った時の衝撃たるや。私はブルーベースでした。

これまでの経験から言うと、すべてロジックで片づけるのは難しく、やはり生まれ持ったセンスは人それぞれあると思います。センスのない人がのし上がるために、ロジックで武装する感じ。

難易度について

色彩検定の合格率ですが、3級は75%、UC級は90%程度ということです。
合格点は変動があるそうですが、3級は200点中140点以上、UC級は200点中160点以上が基本だそうです。UC級の方が問題が難しいのに合格点が高いし、最後は記述式なのに合格率が高いってことは、ガチ勢しかおらん説…
ちなみに2024年度夏季試験の3級は印刷ミスがあったらしいので、200点満点じゃなさそうです。

UC級の合格率90%ってことは簡単なん!?と数字だけで判断して申し込んだ私、一瞬後悔しました…
できて数年の新しい級なので、1級や2級のガチ勢が受けて合格率を上げているのではないかと想像してます!
初めて3級を受ける人の併願は…どうやろ…生物学が得意!遺伝子の話や眼球の仕組みに興味津々!!っていう人は併願するといいと思います(?)
生物学以外の、カラーやユニバーサルな問題の内容は2級と3級の間くらいのレベルらしく、先に3級の勉強を進めていた私は「3級より難しい!」と青ざめました。

1か月の勉強期間内訳

3級はとにかく安く分かりやすいテキストを手に入れたい一心で、書店でめちゃくちゃ吟味しました。

公式テキストじゃないとダメなんじゃ!?と思ったこともありましたが、ここは覚えろ!というポイントがしっかりと書かれていて良かったです。通学電車で2週間かけて読みました。(家に帰ったら開く気力がない…)

UC級は公式テキストと問題集を買うしかなかったです…

公式テキストはA4サイズなので、持ち歩く気になれず、帰宅後に必死で読みました。さらっと読んだ後、分からなかったところを何度も繰り返し読んで、完全に理解するのに1週間くらい…

最後の1週間は、模擬テストを繰り返すのみです。
3級のテキストと、UC級の公式過去問題集に模擬テスト2回分ついているので、毎日3級1回、UC級1回を繰り返し解きました。
間違ったところは解説とテキストを振り返る感じです。

年2回だってー!?

色彩検定は夏季試験と冬季試験の年2回だそうです。
最近は随時試験ばかり受けていたので、ちょっと衝撃でした…

夏季試験は6月、3級と2級とUC級。
冬季試験は11月、3級と2級と1級とUC級。
12月に1級の2次試験。

2級も受けたいな~

#色彩検定 #3級 #UC級 #ユニバーサルデザイン #受験 #資格 #合格

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?