【備忘録】ZettelKastenを活用し始めてから1カ月経過した感想


1.ZettelKastenを活用して感じたこと

1.1.(復習)ZettelKastenとは

ZettelKastenについては下記のメモに残している。
4種類のメモ(走り書きメモ、文献メモ、永久保存用メモ、索引メモ)を使い、質の高いメモだけを蓄積させていくことで、思考の質も高めていくことができる。

1.2.良かった点

・メモとメモがつながっていくのが楽しい
Permanent Noteを作成するとき、以前に登録したPermanent Noteと関連するメモがないか探すプロセスが必要となるのだが、たまに異なるトピックで登録したメモが目に止まるときがある。「このメモがここで関わってくるの?」と驚かされることになる。この出発点は異なるメモだったものが繋がる瞬間は楽しいと思える。

・「白紙状態からアウトプットするのは至難の業」というのを実感した
蓄積したPermanent NoteをStructure Noteにし、その中からNoteに投稿する内容を選ぶという取り組みを実施している最中なのだが、何もない状態から考えるよりも質の高いメモを組み合わせて作った方が楽だし簡単である。本を読んだ時も何を当たり前のことを書いているんだと思っていたが、その当たり前を実感することができた。

1.3.悪かった点

・Permanent Noteから関連するメモを探すのが大変
Notion上でZettelKastenを管理しているのだが、Permanent Noteの数が多くなってくると関連するメモを探すのが大変になる。Permanent Noteに清書していると、そのメモに対しての疑問なんかも思い浮かんでくるので、その疑問もPermanent Noteに登録しているのだが、未だ回答なしのままになっている疑問が増えてしまっている。見返すことがない質の低いメモになってしまっている気がする。

・Literature Noteから作成するPermanent Noteがただ写すだけになっている
Literature Noteには書籍や動画などから得た知識をメモとして残しているのだが、Permanent Noteに登録する際、メモの内容をそのまま登録してしまっているものもある。これでは気になった場所にマーカーを引いただけの走り書きメモである。この表現が的確かは分からないが、Permanent Noteが汚染されている感じがする。この辺はどうにかしないといけない。

2.今後の課題

・関連するメモの探し方について
関連するメモを探すのが大変というのは、ZettelKastenの習熟度がまだまだ足りていないという面もあると思うが、索引メモの使い方や索引用のキーワードの付け方に問題があると思う。Notion上で管理する上で、探しやすい仕組みを検討したり、Permanent Noteを作成するときのプロセスを見直してみてもいいかもしれない。

・Permanent Noteの並べ方について
Permanent Noteの並び順についても、今はメモに番号を振って自動でソートされるようにしているが、手動で並び替える時間を設けた方がいいかもしれない。Notion上で管理するのであれば、番号を振って自動ソートさせるのとドラッグして直接並び替えるのとでは、直接並び替えたほうが直観的な判断に従っていそうではある。どちらがいいかは今の段階では判断できないので、試行錯誤していくしかない。

・Literature NoteからPermanent Noteに清書する作業について
Literature NoteとPermanent Noteの使い分けはちゃんと意識した方がいい。「自分の言葉で書き直す」というプロセスは引用したい言葉をそのままPermanent Noteにしてもいいということではないということをちゃんと理解したうえで、引用したい言葉に対しての自分の思考の部分をもっと大切にしていくべきである。なぜその言葉を引用したいと思ったのか、その理由までメモとして残していければメモの質は上げていけると思う。

3.最後に

ZettelKastenを活用した知識管理、思考の言語化への取り組みは始めたばかりなので、コツコツと継続し、見直せるところは見直しつつ、さらに習熟度を高めていこうと思う。そして、質の高いメモ資産をもっと蓄積させ、思考を深めていきたい。

いいなと思ったら応援しよう!