【西武ライオンズ 今日の見どころ】光成対田中 2度目の対決 勝負のカギは“ベルーナドームに愛された“あの選手か!?
●1ヵ月前の初対決は 高橋光成が田中将大に投げ勝つ
【23日◇ライオンズ‐イーグルス16回戦(ベルーナ)18:00】
5点を先行しながら1点差まで追い上げられる。3試合連続で逆転負けをしていたチームにとっては、嫌な予感の漂う展開だったが、終盤に打線がつながり連敗ストップ。
前日(22日)に登板していた水上由伸、平良海馬を起用しないで済んだことで、オールスター前の残り2試合、ふたりの連投が可能になった。そういった点でも、価値ある1勝となった。
高橋光成と田中将大が投げ合うのは、およそ1ヶ月ぶり2度目になる。初対決だった前回6月24日の記事(2013年の球界をわかせた高橋光成と田中将大が初対決)でも紹介したが、甲子園優勝投手との投げ合いに抜群の強さを誇っていた田中に、高橋が投げ勝ってみせた。
●茂木栄五郎 ベルーナドームで通算打率.332
前回は楽天生命パークで投げ合ったが、今回はベルーナドームが戦いの舞台になる。そこでカギを握りそうなのが、イーグルスの茂木栄五郎だ。というのも、茂木はベルーナドームに来ると、好不調などお構いなし。とにかく打ちまくるのだ。
23日のゲームでも3安打していたが、生涯打率.276の茂木が、ベルーナドームでの通算打率は.332。パ・リーグ本拠地6球場のなかで、ホームである楽天生命パークを差し置いて、ベルーナドームでの成績が頭ひとつ抜けているのだ(成績はすべて22日現在)。
同じライオンズ戦でも、楽天生命パークでの試合では、通算打率.278だから、ベルーナドームでの相性の良さが際立っている。
今シーズン髙橋光成はイーグルス戦3勝0敗で、茂木との対戦成績は6打数1安打3四球。“なぜかベルーナドームに愛された男”茂木栄五郎を封じて、イーグルス戦のチームと自身の連勝を伸ばしていきたい。