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【西武ライオンズ 今日の見どころ】栗山巧が故郷の神戸で41歳の誕生日 髙橋光成11連敗なら球団ワースト記録を更新

●栗山巧 神戸で迎える誕生日は5年ぶり

【3日◇バファローズ-ライオンズ22回戦(ほっともっと神戸)18:00】
きょう9月3日は、先週末の北海道日本ハムファイターズ戦で、大いに存在感を発揮した栗山巧41歳の誕生日。いずれも終盤に逆転しての連勝は、栗山なしにはあり得なかった。

きょうからの2連戦は、今シーズンライオンズにとって唯一となる、ほっともっとフィールド神戸での試合になる。栗山にとっては、地元への里帰り。奇しくも、実家から徒歩数分の、少年時代から慣れ親しんだ球場で、今年の誕生日を迎えることになった。

栗山が誕生日に神戸でプレーするのは、36歳の誕生日だった2019年以来、5年ぶりになる。前回は4打数1安打、タイムリー二塁打で1打点をマークしている。

プロ入り以来、1軍公式戦における神戸での通算成績は48試合の出場で、184打数52安打(打率.283)と、1試合に1本以上のペースでヒットを打ってきた。

神戸で打ったホームランは、2014年7月5日に馬原孝浩からの1本だけなのだが、この1本が自身通算4本目となる満塁ホームラン。ちょうどご両親も観戦に訪れていたなかでの、試合を決定づける殊勲のアーチだった。

誕生日の通算成績は43打数8安打、打率.186。栗山の生涯打率が.278なので、あまり結果が残っていないのだが、23年間のプロ生活で、2度目となる故郷で迎える誕生日。舞台は整った。

このタイミングで、自身初となる「バースデー・アーチ」が生まれることを、ライオンズファンは願っている。

●髙橋光成 復帰後の三者凡退は2イニングだけ

ライオンズは開幕から5ヶ月が過ぎて、いまだ勝利のない髙橋光成が先発。もし、きょうも敗れて開幕11連敗となると、プロ野球史上64年ぶり4人目。ライオンズの投手としては、一昨年の隅田知一郎の10連敗を塗り替える、同一シーズンにおけるワースト連敗記録となる。

およそ1ヶ月半のファーム調整から1軍に戻ってきて、きょうが4試合目の登板となる髙橋だが、復帰後16 2/3イニングを投げて被安打が23。ほぼ毎回のように走者を背負うピッチングを続けている。

それでも、きょうと同様、田嶋大樹と投げ合った8月20日の前橋でのゲームのように、どれだけ出塁は許しても粘り強く無失点に抑えていれば、勝機が訪れることもある。

前回登板8月27日の千葉ロッテマリーンズ戦では負け投手になったものの、5回裏に復帰後初めての三者凡退、続く6回裏も三者凡退に抑えて、髙橋光成はマウンドを降りていた。

打者6人で抑えた最後の2イニングで、何かしら復調へのヒントが見つかってくれていると良いのだが…。


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