【西武ライオンズ 今日の見どころ】2軍で佐藤奨真から”プロ初本塁打“の滝澤夏央 1軍で再現なるか
● 佐藤奨真ライオンズ戦初登板 ファームでは2度対戦
【7日◇ライオンズ‐マリーンズ24回戦(ベルーナ)18:00】
3年ぶり球団史上10度目となる3者連続ホームランに、高橋光成が2年連続自身3度目の二桁勝利で、マリーンズ2連戦の初戦に勝利したライオンズ。
ただ、きょう敗れてしまえば、先勝した意味がなくなってしまうのが2連戦の怖いところ。なんとしてでも2連勝して、マリーンズとの対戦成績も12勝12敗のタイに戻したい。
マリーンズは、佐藤奨真が7月7日ファイターズ戦以来の先発。ライオンズ戦は初登板になる。
イースタンでは今シーズン、4月19日と8月23日の2試合のライオンズ戦に先発しているが、佐藤に勝ち負けは付いておらず、合計12イニングを投げて5失点(自責点4)で、防御率3.00。被打率は.295だ。
現在1軍にいるメンバーのなかでは、鈴木将平、古賀悠斗、滝澤夏央の3人が、佐藤奨真と対戦している。
なかでも滝澤は、8月23日にカーミニークフィールドで行われた試合で、5回裏に“プロ初ホームラン“を放つなど、2本のヒットを打っている。それから、まだ2週間程度しか経っておらず、おそらく打ったほうも、打たれたほうも記憶は鮮明だろう。
きのう(6日)の試合で、外崎修太が腰の痛みを訴え、打席に1度も立つことなく途中交代。回復具合によっては、滝澤に7月14日以来となる先発出場の機会があるかもしれない。
もし1軍でも、滝澤がホームラン打つと、ライオンズでは2014年の森友哉以来、8年ぶりの高卒ルーキーの本塁打となる。また育成で入団した高卒新人のホームランとなれば、史上初の快挙となる。
●相手先発が左腕の試合では 大きく勝ち越し
バファローズの宮城大弥に苦戦している印象があるせいなのか、マリーンズ鈴木昭汰、ファイターズ根本悠楓など、このところライオンズに対して左投手をぶつけてくるケースが目立つ。
だが、ライオンズ打線全体では、左投手相手の打率のほうが高く、相手先発が左投手だったときのほうが、大きく勝ち越しているのだ。
ストレートの球速は130km/h台、変化球と緩急を巧みに操るタイプの佐藤奨真に対して、幻惑されずに攻略ができるだろうか。
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