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【西武ライオンズ 今日の見どころ 数えてみた編】投手と球審 相性良かった組み合わせは?
23年シーズンのキャンプイン直前ではありますが、プロ野球ファンなら一度は気にしたことがあるような話題を、22年シーズンのライオンズを中心に検証してみました。オフの締め括りに、お楽しみください。
●小林、福家球審だと、ライオンズは防御率1点台
かつて「江川の恋人」と呼ばれた審判員がいた。80年代のジャイアンツのエース・江川卓の登板試合で、その人が球審を務めると、かなりの高い確率で江川が勝利したことから、多少の揶揄を込めて付けられた愛称だった。
審判には個人によって癖や特徴があると、よく言われる。たとえば、外角が甘めな球審であれば、いわゆる出し入れの得意な投手が有利になったり、高低のゾーンが大きな球審であれば、落差のある変化球を持つ投手のほうが持ち味を発揮できたりと。投球スタイルや特長に、うまくマッチングする個性を持った審判がいても不思議ではない。
そこで今回は投手と球審の相性について、数えてみた。まず22年シーズンのライオンズの、球審別の防御率は以下のとおり。
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相性が良かったのは、球審を務めた6試合で、いずれもライオンズ投手の防御率が1点台だった小林和公、福家英登の両審判。4試合担当して1点台だった山本貴則が、このふたりに続く“好成績”だった。
反対に、秋村謙宏が球審を担当した6試合の防御率4.47は、ライオンズのチーム防御率が2.75だったことからすれば、かなり悪い。
秋村が主審だった試合を先発投手別で見ていくと、隅田知一郎が3試合で防御率6.46だったのに対し、松本航は2試合で1.88と、大きな差があった。もしかすると、多くの球種で組み立てるタイプより、真っ直ぐで押していく投手のほうが、秋村球審向きなのかもしれない。
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●先発エンスで 主審が有隅だと 3戦全勝
不思議なのは、有隅昭二が球審を務めた試合の防御率3.63だ。前回の記事(相性の良い球審、悪い球審は誰だった?)で紹介したが、昨シーズンのライオンズは、有隅が球審だった7試合で6勝1敗と大きく勝ち越していた。それなのに防御率は、平均より1点近く多くなっている。
投手別では、髙橋光成が2試合に投げて防御率は4.50。松本航は防御率6.75と苦しんだ。ところが、同じ有隅が球審でも、エンスが先発したときは3試合で3勝0敗、防御率1.69と、抜群の相性を誇ったのだ。
じつは有隅が球審だった6試合で、ライオンズ打線は平均5.71得点をあげていた。昨シーズン143試合の総得点が464、1試合あたり平均3.24得点だったのだから、有隅主審のときには、なぜか打撃陣が良く打って、投手陣をカバーしていた。
何かサウスポーが有利だったり、打撃戦を誘発したりといった特徴があるのだろうか?
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こうしたところから、各審判員のジャッジの個性を推察してみるのも、オフシーズンの一興。今シーズンのライオンズ戦で、彼らが球審を担当したときに、同じような傾向が表れるのか。それとも、まったく違った試合展開になるのか。楽しみにしたい。
以下には、22シーズンセ・パ両リーグで規定投球回に到達した投手の、球審別勝敗表を掲載してあります。興味がありましたら、ご購読ください。
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