【西武ライオンズ 今日の見どころ】山川 球団初の開幕5戦5発なるか
●足を痛めた昨年と同じ舞台で、1試合2本塁打
ちょうど1年前。バファローズとの開幕3連戦のあと、札幌ドームに移動してのファイターズ戦。その第1打席で先制本塁打を放った…ところまでは良かったが、その打席で左太もも裏を痛め、およそ1ヶ月の戦線離脱を余儀なくされた。
対戦相手も遠征ルートもまったく同じ。さらに第1打席で先制のホームランと、偶然の一致の連続に、嫌でも苦い記憶がよみがえる。また足を痛めたりしないだろうか。そんなこちらの不安を払拭して、お釣りが来るくらいの1試合2ホーマー。4番山川穂高が、早々とホームラン量産体制に入った。
●4年ぶりの4試合連発で、開幕5戦5発なるか
開幕4試合で4本塁打は、2019年の3本を上回る山川の自身最多。開幕直後にホームランをハイペースで連発した例としては、1979年カープのギャレットが開幕4試合連続の5本塁打したことや、1989年オリックス・ブレーブスのブーマーが、開幕から5試合連発で計7本塁打したことがある。
ライオンズにはこれまで、開幕5試合で4本塁打した選手が4人いた。
もし今日の試合で山川に一発が出れば、2018年8月以来自身2度目の4試合連続本塁打。球団で初めての開幕5戦5発となる。
●新人監督ワースト連敗は14
ファイターズの開幕4連敗は、上田利治監督時代の1997年に6連敗して以来25年ぶり。昨シーズンは就任1年目のベイスターズ三浦大輔監督が開幕6連敗と、初勝利まで時間を要したが、新庄剛志新監督も1勝目が遠い。
新人監督の開幕から最長連敗は、1リーグ時代の1936年春~秋に、大東京の伊藤勝三(かつぞう)監督が喫した14。パ・リーグワースト記録は、2002年オリックスブルーウェーブ石毛宏典監督の6連敗になる。さてビッグボスは?
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