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【西武ライオンズ 今日の見どころ】イーグルス戦5連勝中の光成 vs ライオンズ戦0勝3敗の藤平

●対イーグルス7連敗から一転 5連勝中

【29日◇ライオンズ‐イーグルス5回戦(ベルーナドーム)14:00】
前回22日のバファローズ戦で自身3年ぶりの完投勝利。プロ9年目で初めての無四球試合で、見事山本由伸に投げ勝った髙橋光成。

開幕から4試合すべて、7イニング以上投げて2失点以下と、エースの称号がふさわしい内容のピッチングを続けている。 

きょう対戦するイーグルスとは、昨シーズン6試合に登板して4勝0敗。この成績だけをみると「得意」な相手のようだが、通算成績は7勝7敗のイーブン。というのも、入団2年目だった2016年7月から、イーグルス相手に7連敗していた時期があったからだ。

連敗がようやく止まったのは、2020年10月27日。この試合も途中まではリードをされていたのだが、森友哉(現バファローズ)の3ランで逆転勝利。試合後の髙橋も「ずっと勝てていなかった相手」と話したように、4年以上に渡ってイーグルス戦で連敗していたことは意識にあったようだ。

そして、この1勝から昨シーズンまで、イーグルス戦は5連勝中。ひとつの勝利を境にして、得意不得意がガラッと入れ替わったのだ。

髙橋光成 イーグルス戦 全成績

とはいえ、まだ借りは2つある。7連敗した相手には、少なくとも7連勝で返したい。

対するイーグルス先発の藤平尚真は、ルーキー時代の2017年9月に初めてライオンズ相手に投げて以来、まだ勝ち星なしの3連敗。今回と同じゴールデンウィークの登板だった2018年5月6日には、自己ワーストの9失点を喫するなど、試合数は少ないながら、通算防御率は8.61だ。

藤平尚真 ライオンズ戦 全成績

ライオンズに優位な条件が揃っているのだが、髙橋の例がある以上、ひとつの勝ち負けで、戦局は一変しかねない。

まずは今シーズン最初の対戦で、藤平には「やっぱりライオンズには勝てないな」と苦手意識をそのままに。イーグルスの各打者には「今年も髙橋は打てそうにないな」と思わせるくらいに。それぞれ圧倒したい。

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