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【西武ライオンズ 今日の見どころ】東都を沸かせた武内と中島がプロの世界で再戦
●武内が3年秋 中島が4年秋に それぞれ東都リーグMVP
【3日◇ライオンズ-イーグルス17回戦(ベルーナ)17:00】
武内夏暉がパ・リーグ新人王争いの最有力候補であることはもちろんだが、きょうは楽しみなルーキー対決が実現しそうだ。
相手はきのう(2日)今井達也からプロ1号となる決勝の逆転2ランを放った、東北楽天ゴールデンイーグルスの中島大輔だ。
國學院大出身の武内、青山学院大出身の中島。このふたりは互いに“戦国’”と呼ばれる東都大学野球リーグで鎬を削り、何度となく優勝争いを繰り広げてきた間柄。武内が3年秋、中島は4年秋にMVPを受賞するなど、それぞれリーグを代表するエースとリードオフマンだった。
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ふたりの初対決は2年秋(2021年)第2週のリーグ戦。この日がリーグ戦初登板だった武内が、中島を2打数ノーヒットに抑えている。
ふたりが最終学年となった昨秋の國學院対青山学院の戦いは、1、2回戦とも延長タイブレークにもつれ込んでの3連戦。この3試合すべてに登板した武内が2勝をあげて、最終的にリーグ優勝をすることになる青山学院から勝ち点を奪っている。
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この3試合での両者の対戦は、6打数3安打1打点2三振となっている。
●大学ジャパンではチームメイトとして アメリカに勝利
昨年7月には武内、中島のふたりとも、大学日本代表に選ばれ、チームメイトとして日米大学野球選手権を戦っている。
ほかにライオンズ上田大河など、メンバー26人中16人がNPB入りした、錚々たる選手の集まったチームで、中島はキャプテンを任された。
武内のほうも第1、4、5戦と、3試合に登板して1セーブ。それぞれ敵地アメリカ開催の大会では、16年ぶりの2度目となる優勝に大きく貢献した。
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このルーキーふたりは先月12日、楽天モバイルパークの試合でプロ初対決。武内が中島を3打数ノーヒットに抑えはしたのだが、6回裏のセカンドゴロの間に、三塁ランナーがホームイン。イーグルスに貴重な追加点が入っている。
結局、武内はこの試合で3失点。デビューから続いていた連勝を「5」で止められ、プロ初黒星を喫する悔しい一戦となった。今日の試合は武内にとって、リベンジのマウンドにもなる。
また、中島は昨秋のリーグ戦では12試合で8盗塁した俊足で、前述した青山学院との3試合では、プロの世界でもトップクラスと言われるほど牽制の上手い武内がマウンドにいるときに、盗塁を2度成功させている。
もし中島が1塁に出たときには、そちらの攻防にも注目したい。