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【西武ライオンズ 今日の見どころ】5打席連続出塁&4打数連続安打中の栗山 どこまで伸ばすことができるか
●自身最長は8打席連続出塁 6打数連続安打
【22日◇ライオンズ‐バファローズ18回戦(ベルーナ)18:00】
日曜日(20日)のホークス戦では、今シーズンチーム最多となる17安打したライオンズ打線。中心となったのは、3年ぶりに1試合4安打した栗山巧だった。
この試合、1打席目がデットボール。2打席目から5打席目まで、話題を集めた福岡銀行のフェンス広告直撃打を含めて、シングルヒットを4本放った。現在5打席連続出塁、4打数連続安打となっている。
今年でプロ22年目となる栗山のキャリアのなかで、最も長く出塁を続けたのは2014年4月18日バファローズ戦の第3打席から、翌19日バファローズ戦の第5打席までの「8打席連続」。
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安打のほうは、13年5月8日マリーンズ戦の第2打席から翌9日マリーンズ戦の第4打席までと、前述した8打席連続出塁と同じタイミングで2度達成している「6打数連続」が、自身の最長記録だ。
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あと4打席出塁を続ける、あるいは、3打数連続でヒットを打つと、栗山は9年前、10年前の自分を超えることになる。
●不振を乗り越え 7月以降の打率は3割超え
開幕以降、1割台の打率が長く続き、志願してイースタン・リーグの試合に出場したこともあったが、先月、今月の好調ぶりは眼を見張るものがある。今月は盟友・中村剛也の状態もひじょうに良く、チームに貢献するバッティングを何度も披露している。
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両選手の起用をDHと代打に限定、松井稼頭央監督はまだ、ふたりを同時に先発させたことはないが、ひじょうに悩ましいところだろう。
ちなみに、連続出塁のライオンズの球団記録は、01年8月アレックス・カブレラの「11打席連続」。連続安打のほうは、2010年9月ホセ・フェルナンデスの「9打数連続」が球団記録となっている。
通算2,110安打は、歴代単独32位。31位の前田智徳(カープ)とは9安打差だ。はたして栗山は、出塁と安打を、どこまで伸ばし続けることができるだろうか。
今シーズン、まだカード勝ち越しがなく、5勝12敗と良いようにあしらわれているバファローズ戦。次にライオンズが敗れた時点で、2年ぶりのシーズン負け越しが決まってしまう。
きょうはワゲスパックが先発。あす以降、山本由伸、宮城大弥の先発が予想されるだけに、どうにかして初戦に勝利しておかないと、3連戦の勝ち越しが難しくなる。
日曜日の17安打がフロックだったと言わせないよう、打線の奮起が求められる。