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【西武ライオンズ 今日の見どころ】3試合連続完封に今シーズン2度目の挑戦 7連勝中の山崎福也攻略なるか
●3試合連続完封勝利なら ライオンズ史上5度目
【4日◇ライオンズ‐バファローズ15回戦(ベルーナ)18:00】
ホークス戦との2連戦を2試合連続完封勝利して、およそ1ヶ月半ぶりに、借金を一桁に減らしたライオンズ。
もし、きょうも無失点で勝利して3試合連続となると、昨年4月19~22日以来になるのだが、じつは前回の達成が、ライオンズでは29年ぶりのことだった。
70年を超えるライオンズの歴史上、完封勝利を3試合以上続けたことは、これまでに4度しかない。2年連続となると、西鉄時代の1956、57年に達成して以来。66年ぶりの快挙となる。
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じつは先月15、16日にも、ファイターズ相手に続けて完封勝利をして、3試合連続のチャンスがあったのだが、このときは先発の隅田知一郎が、いきなり1回表に2失点。早々と可能性が消滅した。
きょうの先発平良海馬は、今シーズンバファローズ相手に17イニングを投げて3失点。この3失点は、ゴンザレスのソロと、廣岡大志の2ラン。いずれも本塁打によるもので、連打やタイムリーでは、まだ点を獲られていない。
前回登板7月28日のイーグルス戦では、味方の守備の乱れはあったものの、先発転向後ワーストとなる5失点。マリーンズ相手の2連戦を連勝していたチームを止めてしまった。状況は今回もよく似ている。
雪辱のマウンドとなる平良には、くれぐれもホームランに用心して、スコアボードに「0」を並べてもらいたい。
●対戦打率3割超えながら 2得点に抑えられている山崎福也
対するバファローズは、中5日の山﨑福也が先発。5月27日のライオンズ戦で今シーズンの2勝目をあげてから、6月の月間MVPに輝くなど、山崎は現在7連勝中。きょうも勝てば、9年目でキャリア最多となるシーズン9勝目をあげることになる。
そんな絶好調の山﨑だが、今シーズンのライオンズ相手の被打率は.326と、対戦球団のなかで最もよく打たれている。それなのに、ライオンズ戦の防御率は1.50と、ほとんど点を与えていない。
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山崎相手の12イニングの攻撃回のうち、ライオンズ打線が三者凡退で終わったのは2イニングだけ。ランナーはよく出ている。ところが、併殺打が3度、盗塁死が2度、2アウトからの出塁が4度と、ひじょうに拙攻が多い。
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しかも、山崎から打った15本のヒットのうち、長打は金子侑司の二塁打1本だけと、よく打っているようで、じつは山崎の術中にハマってしまっているのだ。
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今シーズンここまで5カードを戦って、まだバファローズ相手に1度も勝ち越していないライオンズ。きょうこそ、出した走を効果的に得点につなげて、まずはバファローズ戦のカード頭に、初勝利したい。