【西武ライオンズ 今日の見どころ】2013年の球界をわかせた高橋光成と田中将大が初対決
●光成 甲子園優勝投手との投げ合いは3人目
【24日◇イーグルス‐ライオンズ9回戦(楽天生命)18:00】
昨シーズンは8勝15敗2分と大きく負け越したイーグルス戦。今シーズンも2連戦2連敗で始まったが、その後は2カード続けて2勝1敗と勝ち越し。どちらも3連戦の初戦に先発した高橋光成が、しっかりと期待に応えるピッチングで、カード頭に勝利している。
前回登板のバファローズ戦で、自身の連敗を4で止めた高橋に対して、イーグルス先発の田中将大は5月17日のマリーンズ戦から現在5連敗中。このふたりが先発で投げ合うのは、意外にも今回が初めて。
2005年、駒大苫小牧高2年生のとき、夏の甲子園で全国優勝した田中将大と、同じく2年生エースとして2013年の夏、前橋育英高を甲子園初出場初優勝に導いた高橋光成。この試合は、甲子園の優勝投手対決でもある。
これまでに高橋光成が投げ合った甲子園優勝投手は、ホークス東浜巨とマリーンズ小島和哉のふたりで、田中が3人目になる。
東浜、小島と初めて対戦した試合では、いずれも高橋が敗れており、通算5試合で1勝2敗と負け越している。
●田中将大は 甲子園優勝投手対決で8勝2敗
それに対して田中将大は、今年5月31日の交流戦で初対決したドラゴンズの小笠原慎之介まで、過去7人の甲子園の優勝投手と合計12回先発で投げ合って、通算8勝2敗と大きく勝ち越している。
現在、首位イーグルスと3位ライオンズとのゲーム差は5.5。ライオンズとしては、直接対決で差を縮めたいところ。
高橋光成が甲子園で日本一に輝いた2013年は、田中将大のシーズン24連勝があり、イーグルスが球団初の日本一へと昇りつめた年でもある。あれから9年。偉大な先輩との初対決に、高橋は投げ勝つことができるか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?