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【西武ライオンズ 今日の見どころ】光成 3年間負けなしの京セラドームで 開幕からの連敗をストップできるか

●髙橋光成 開幕8連敗になると ライオンズで初めて

【23日◇バファローズ-ライオンズ12回戦(京セラ)13:00】
先週に続いて、隅田知一郎が連敗ストッパーとなるピッチング。チーム33イニングぶりの得点や、7試合ぶりのホームランも出た。とはいえ、得点圏に走者を置いた場面では、相変わらずの凡打の山。タイムリーヒットの出ない攻撃が、57イニング続いている。

先週は連敗を8で止めた次の試合で、広島東洋カープ九里亜蓮の前に、シャットアウト負け。そこからの5連敗と、元の木阿弥になったばかり。

何より気掛かりなのは、髙橋光成の状態だ。現状の成績からすれば、再調整のためにファーム落ちしていてもおかしくないのだが、いまのライオンズにそれほどの余裕はない。

序盤3回までの失点をくり返しているうちに、開幕から続く連敗は球団ワーストの7まで伸びた。きょうも敗れて開幕8連敗となると、2016年中日ドラゴンズの山井大介以来、2リーグ制後17人目(18度目)。

パ・リーグでは07年東北楽天ゴールデンイーグルスのルーキー松崎伸吾以来17年ぶりとなり、ライオンズの投手では初めてになる。

●好成績のオリックス戦 京セラドームでは4連勝中

そんな髙橋光成にとっての、明るい材料を探すと、オリックスバファローズ戦での好成績。通算65勝64敗の髙橋だが、対戦チーム別の成績で14勝8敗と、最も勝率の高い相手がバファローズだ。

なかでも、京セラドーム大阪では通算7勝3敗で。防御率は2.88。21年からは3シーズン負けなしの4連勝中と、好投を続けている。

きょう勝てば、5カードぶり、6月になって初めてのカード勝ち越しになる一戦だ。髙橋光成には得意にしている球場で、復調のキッカケをつかんでもらいたいのだが…。


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