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【西武ライオンズ 今日の見どころ】山川3度目の30号一番乗りに王手 渡邉は後輩たちにエールを届けられるか
●3度の30号一番乗りなら ライオンズ史上4人目
【22日◇ライオンズ‐イーグルス15回戦(ベルーナ)18:00】
7月10日イーグルス戦で27号を打ってから、7試合本塁打のなかった山川穂高だが、20日マリーンズ戦で30打席ぶりとなる28号を打つと、翌21日には2試合連続となる特大の29号。
一度打ち出したら止まらない。いかにもホームランバッターらしく、自身3年ぶりとなるシーズン30本塁打に王手を掛けた。
スワローズの村上宗隆に、両リーグ30号一番乗りは譲ったものの、現在パ・リーグ本塁打ランキング2位の浅村栄斗(イーグルス)が17本だから、山川のパ・リーグ30号一番乗りは、間違いないところ。
山川が30号一番乗りすれば、本塁打王を獲得した2018年、19年シーズンに続いて自身3度目となる。ライオンズでリーグ30号一番乗りを3度以上達成した選手は、中西太、秋山幸二、中村剛也(4度)の3人だけ。
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パ・リーグ全体で見ても、過去8人しかおらず、錚々たる大打者たちの記録に、またひとつ山川が並ぶことになる。
●ファームで2試合続けて好投 渡邉が4月3日以来の登板
ライオンズの先発は、4月3日以来の登板となる渡邉雄太朗。今シーズンは開幕ローテーション入りして、3戦目の先発に起用されながら3回6失点。続く試合も5回途中3失点と結果を残せず、ファーム落ちとなった。
きょうの先発も、当初は中5日での高橋光成の起用が予定されており、コロナ禍の影響がなければ、隅田知一郎、佐藤隼輔あたりが候補にあがっていたはずだ。
イースタンではリリーフにまわった時期もあったが、基本は週1ペースで長いイニングを投げてきた。大量失点したゲームも多かったが、今月に入ってから、6回1失点の好投を2試合続けて、きょうのチャンスを掴むことになった。
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不安材料は、天候不良とコロナ禍のために、相次いでイースタンの試合が中止となり、実戦からやや遠ざかっていること。
しかも、那覇の悪夢を彷彿させる平良海馬の乱調で、チームはまさかの3試合連続の逆転負け。およそ3ヶ月半ぶりの1軍マウンドで、ただでさえ緊張が募るところに加えて、連敗ストップのプレッシャーも圧し掛かることに。さらに「ライオンズフェスティバルズ2022」開幕といった、イレギュラーな状況も重なっている。
折しも、高校野球の埼玉大会が佳境を迎えており、渡邉の母校である浦和学院は、あす23日に浦和実業との準々決勝が予定されている。
自身のピッチングで後輩たちにエールを贈るためにも、渡邉には余計なことは考えず、無心に右腕を振って欲しい。