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【西武ライオンズ 今日の見どころ】月間チーム打率1割台 球団ワースト打率更新の可能性も
●4月残り1試合 ここまでの月間打率.194
【29日◇ホークス‐ライオンズ6回戦(みずほpaypay)13:00】
今シーズン先制された試合は11戦全敗。
6カード連続負け越しは、2016年以来8年ぶり。
月間5度のサヨナラ負けは、2001年8月以来23年ぶり。
1951年以来73年ぶりのホークス戦開幕5連敗で、
2リーグ制後のワースト記録を更新している延長戦の連敗は、15に伸びた。
よくぞこれほど悪い記録ばかり、積み重ねることができるなといった感じだが、打線が15試合ぶりに二桁安打、アギラーが3月31日の外崎修汰以来、チーム全体で21試合ぶりとなる猛打賞と、明るい材料も探せば、ないわけではない。
それでも、4月は残り2試合となるなか、きのう(28日)の試合を終えた時点で、今月のチーム打率が.194(686打数133安打)。今年球団創設74年目のライオンズの歴史のなかで、月間(15試合以上を消化)のチーム打率が1割台に終わったことは、過去4度しかない。
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きょう、あすの試合次第では、1971年9月以来、53年ぶりに月間のチーム打率が1割台に終わりかねないばかりか、これまでのライオンズの月間最低打率である1969年7月の.193を下回る可能性があるのだ。
ライオンズの「史上最低打線」になりたくなければ、打撃陣はただただ奮起するだけだ。
●同一カード3連戦連続サヨナラ負けなら 球団初
今回の福岡ソフトバンクホークス3連戦は、1戦、2戦目といずれも延長サヨナラ負け。これまでに同一カード3連戦3試合連続延長戦は、2リーグ制後10度ある。もし、きょうも延長戦に突入したなら、2009年5月の日本ハム対西武戦以来で、ライオンズでは3度目になる。
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また、同一カード3連戦3試合連続サヨナラ試合は、過去4度。パ・リーグでは1997年4月に日本ハムファイターズが、ダイエー時代のホークス相手に記録しただけ。同一カード3連戦、すべて延長サヨナラ試合は、1度も例がない。
ライオンズの3試合連続サヨナラ負けは、1953年4月と2001年8月の2度あるのだが、同一カード3連戦での3試合連続サヨナラ負けになると、球団史上初めてのことになる。
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ライオンズ先発は、自身2試合続けて敗戦投手になっている髙橋光成だ。自身の初登板から3連敗となると、髙橋にとってプロ3年目だった2017年に開幕4連敗して以来のことになってしまう。
アブレイユこそ温存したものの、佐藤隼輔、本田圭佑は連投中だ。たとえ延長になろうとも、ひとりで試合の決着がつくまで投げ切る覚悟で、髙橋にはマウンドに上がって欲しい。