【西武ライオンズ 今日の見どころ】與座沖縄出身者初の地元勝利で 東浜に雪辱へ
●沖縄開催試合で、沖縄出身投手の勝利なし
【17日◇ライオンズ‐ホークス8回戦(沖縄セルラー那覇)18:30】
沖縄でのゲームは2019年以来になる。西鉄時代を含めて、沖縄では通算3勝2敗だ。3年前も今回と同じくホークス相手の2連戦で、ライオンズが連勝した。特に1日目の試合は、沖縄出身の東浜巨が先発、同じく嘉弥真新也が3番手でリリーフ登板。山川穂高が沖縄出身者初となる、沖縄でのホームランと、盛りだくさんの一戦となった。
今回はライオンズが與座海人、ホークスが東浜と、沖縄尚学高の5年違いの先輩・後輩が先発で投げ合うことになった。1週間前の雨天中止や松本航の登録抹消など、さまざまな条件が重なり合い、與座はプロ5年目で初めての凱旋登板に。東浜との対決も初めてとなる。
與座が高3のとき、沖縄尚学高は夏の甲子園に出場しているのだが、当時のチームでは3番手、4番手投手。そのため、沖縄セルラー那覇で開催された沖縄大会の準決勝、決勝戦で、與座に登板の機会はなかった。そういった点でも、ことさら感慨深いマウンドになることだろう。
3年前に沖縄で試合が行われた時点では、まだ平良海馬は1軍デビューしておらず、こちらも初の地元凱旋となる。これまでに沖縄県内では29試合のプロ野球公式戦が開催されているが、まだ沖縄出身の勝利投手は誕生していない。與座、あるいは平良にとっては、その名を球史に刻むチャンスだ。
●ノーヒットノーラン直後の再戦は史上8度目
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