【西武ライオンズ 今日の見どころ プレシーズン編】 WBC開催年のチーム成績と開幕投手は?
●WBC開催年のライオンズ 優勝はなく2位が3度
過去WBCが開催された年のライオンズの順位をみると、2位が3度で、4位が1度。優勝チームは2006、09年がファイターズ、13年がイーグルス、前回17年がホークスだったが、WBCに招集された選手の多い少ないによる、際立った順位の傾向は見られない。
最も強い影響を受けるのは、開幕投手の人選だ。06年の第1回大会は、日本代表が決勝戦を戦ってから中3日でパ・リーグが開幕。さすがに開幕投手を務める代表メンバーはいなかった(セ・リーグは3月31日に開幕。WBCに出場していたジャイアンツ上原浩治とカープ黒田博樹が開幕投手を務めている)。
その後はWBCを考慮したスケジュールが組まれるようになったが、WBCメンバーのパ・リーグ開幕投手は、13年のホークス摂津正が最後となっている。
髙橋光成をはじめ、パ・リーグの開幕投手が決まり始めたが、ライオンズの開幕カードの相手であるバファローズからは、山本由伸、宮城大弥がWBCメンバーに選ばれている。WBCの決勝戦は3月21日(日本時間)だが、もしも日本代表が準々決勝ラウンドで敗退するようなことがあれば、アメリカに渡ることなく3月16日で終戦となる。
ライオンズファンにとっては開幕3連戦を占う意味でも、日本代表の動向が気になるところだ。