【西武ライオンズ 今日の見どころ】4年ぶりの大宮開催 愛斗が“初打席“へ
●昨季は雨で中止 大宮での公式戦は2019年以来
【13日◇ライオンズ‐マリーンズ3回戦(県営大宮)18:00】
昨シーズンは9月に予定されていた埼玉県営大宮公園野球場でのホームゲームが雨で中止。今回無事に開催できれば、4年ぶりの大宮での公式戦となる。
注目したいのは、ここに来て外野のレギュラー争いから、頭ひとつ抜け出した感のある愛斗だ。埼玉高校球界の強豪、花咲徳栄高出身の愛斗にとって県営大宮は、高3の夏に甲子園出場を決めた想い出の球場だ。
プロ入り後、愛斗は大宮での1軍公式戦に2試合出場しているのだが、代走と守備固めだけ。しばらく開催がなかったこともあり、まだ打席に立ったことがない。
3年夏の埼玉大会準々決勝(西武文理高戦)では、ホームランも打っている大宮公園野球場。あれから8年。愛斗はどんなバッティングを見せてくれるだろうか。
●過去地方球場での登板は1度だけ 大宮初登板の今井
先発の今井達也は前回登板の4日イーグルス戦、立ち上がりにいきなり死球からスタートするなど、7回を投げてイニングの先頭打者を5度出塁させながらも、無失点に抑える。ある意味、ひじょうに「らしい」ピッチングを披露した。
気掛かりなのは、12球団の本拠地以外の球場、いわゆる地方球場での登板が、今井にはほとんどないことだ。入団から昨シーズンまでの6年間、これまでに地方球場で投げたのは、2019年に盛岡でのイーグルス戦で先発したことが、1度あるだけ。このときは6回までノーヒット投球をしていたが、7回に大きく乱れ、5失点して負け投手になっている。もちろん大宮での登板は、今回が初めてになる。
試合前の準備から、マウンドの硬さや形状、見える景色と、普段とは勝手の違う状況も強いられるはず。そんななかで、どれだけ今井らしいピッチングを続けることができるだろうか。
4年前は大宮で3戦3敗。大宮でライオンズが最後に勝利したのは、2018年8月29日のイーグルス戦までさかのぼる。愛斗、今井には5年ぶりに、大宮公園野球場を勝利の歓喜に包んでもらいたい。
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