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【西武ライオンズ 今日の見どころ】移籍の陽川に paypayで無敗の東浜攻略を期待

●陽川 移籍デビュー戦での本塁打は 球団26年ぶり

【20日◇ホークス‐ライオンズ6回戦(paypayドーム)14:00】
終盤に1点差まで迫ったものの、今シーズン4度目の3連敗。借金はワーストの5と膨らみ、ファイターズに抜かれ順位は5位へと転落した。

苦境を抜け出せないチームのなか、光明となったのが一時同点となる1号ソロを放った陽川尚将だ。現役ドラフトでタイガースから新加入。きのう(19日)がライオンズでの1軍デビュー戦だった。

NPBの他球団から移籍してきた選手で、ライオンズでの最初の試合で本塁打を打ったのは、1997年のシーズン開幕後にドラゴンズから移籍してきた金村義明以来、26年ぶり。金村は4月18日の近鉄バファローズ戦で、陽川同様、移籍後初出場・初スタメン。この試合の第1打席で、ソロホームランを放っていた。

金村は次の出場試合で3打数1安打、本塁打は出なかった。これまでにライオンズの選手のなかで、移籍デビュー戦から2試合続けてホームランを打った選手はいない。

ライオンズ加入して最初の試合からに限らず、移籍1号からの2試合連続ホームランも、球団の所沢移転1年目の1979年に山崎裕之が5月23、24日の阪急ブレーブス戦で打ったのが最後になる。

陽川がきょうの試合でもホームランを打てば、球団史上初の移籍デビュー戦からの2試合連続本塁打となる。

●paypayドームの東浜には未勝利で6連敗

昨年5月11日にノーヒットノーランを許すなど、ホークス先発の東浜巨にライオンズ打線は苦戦しており、通算の対戦成績は東浜の13勝5敗。そのうちpaypayドームでの対戦に限ると、東浜の6勝0敗。

東浜巨  paypayドーム ライオンズ戦 (★クライマックス・シリーズ)

昨年10月のクライマックスシリー・ファーストステージの第2戦でも、東浜が5回1失点で勝利投手になっており、paypayドームで投げる東浜に、ライオンズは過去1度も勝てていない。

髙橋光成と東浜の投げ合いは、2年ぶり4度目。これまでの対戦成績は、髙橋の1敗、東浜が1勝。勝ち負けのついていない試合は、いずれも両投手の降板後にリリーフが打たれて、互いの勝ち投手の権利が消えている。

髙橋光成 対 東浜巨 先発直接対決

髙橋光成が先発する試合で連敗をストップできないようだと、今回はかなりの大型連敗になりかねない。

paypayドームの東浜を初めて攻略するために、真っ新な状態で打席に立つことのできる陽川に、新しい風を吹かせてもらいたい。


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